鈴鹿サーキット モータースポーツライブラリー

F1日本グランプリ語り継ぎたい24レース

F1日本グランプリ語り継ぎたい24レース 私の選ぶ思い出のレースF1日本グランプリ語り継ぎたい24レース

F1日本グランプリ語り継ぎたい24レース

私の選ぶ思い出のレース Vol.1私の選ぶ思い出のレース Vol.3
  • 星野一義監督
    2001年

    2001年のシューマッハのアタックはすごかった。
    この世界でやらなくて良かったと思った。

    僕はF1で走れなかったけど、それは時代で高橋(国光)さん、北野(元)さん、黒澤(元治)さんもF1まで行けなかった。でも夢はやっぱりF1ってモチベーションは持ち続けていたね。鈴鹿で印象に残ったレースは2001年かな。シューマッハが第3コーナーからS字までアクセル全開のまま行って「うぅっ、曲がれない!」って思ったら、左足でブレーキングして、ギュ?ッとアクセルオンのまま行った時。俺この世界でやんなくて良かったと思ったよ(笑)。いや、見ていて怖かった。自分が経験しているからね。目の前で見て度肝を抜かれたよ。
  • 高橋国光監督

    印象に残るレースはあまりないけど2015年のHondaの復帰に期待しています。

    僕は78年に富士でF1に参戦しているけど、鈴鹿ではなかったですね。最近のF1もたまにテレビでは見ていますけど、印象に残るのはあまりないです。というのは昔みたいにドライバーの特徴の出るレースが少ないんじゃないかな。僕は2015年からのHonda復帰にすごく関心を持っているんですよ。自分のチームのドライバーがもし関わってくれたらと思うとすごく夢がありますよね。F1で使えるんじゃないか、せめてテストドライバーぐらいなれよ(笑)と。今はそれに期待しています。
  • 中嶋悟監督
    1987年

    鈴鹿のF1は5回出たけど一番印象に残っているのは初出場の1987年。鈴鹿の景色がいつもと違っていた。

    鈴鹿のF1は5回出ていますけど、いちばん印象に残っているのは初めて出た1987年ですね。コースインした時はいつもと景色が違っていたのを覚えています。その時は6位になったから良かったね。故郷に錦を飾れたとかの気持ちはなかったけど、結果的にはそう見えたんでしょうね。ラストランも印象深かったけど、やめる時と始める時じゃ、どうしても気持ちが違うからね。やめる時はもう、寂しい思いだけ。今年のF1で注目しているのは、俺たち3人のデモラン。親子で走るので楽しみにしているよ。
  • 中嶋大祐選手
    2012年

    父が現役のころはあまり記憶がない。去年の可夢偉選手が一番印象に残っています。

    去年の可夢偉くんの表彰台。サーキットが一体になって喜んでいるシーンは印象に残っています。僕は放送席から観ていたので実際の歓声みたいなのは入って来なくて、ちょっと残念だったんですが、でもそれですね、一番印象に残っているのは。以前のF1がブームだった頃はまだ2歳か3歳だったので記憶はあまりないんですよ。父が現役の頃は全然(笑)。一番盛り上がっていた時期なんでしょうけどね。やっぱり去年が一番印象に残っていますね。
  • 中嶋一貴選手
    2006年

    鈴鹿開催が最後で、シューマッハも最後だった2006年。自分の時は記憶に残っていません。

    現場にはいなかったですけど2006年。何となく鈴鹿での開催が最後だからという感があって、シューマッハも最後だったからテレビで見ていて印象に残っています。オヤジのはね、覚えていないんですよね(笑)。鈴鹿はあんまり現場にいた記憶がなくて。自分も一回鈴鹿で走っていますが何にも記憶に残っていません(笑)。何にもいい事がなかったので(笑)。ああ、金曜日は雨で、雨の時は良かったのを覚えていますけどね。でも予選と決勝は良くなかったですね。
  • 道上龍選手
    1987年

    1987年初めて観たF1の速さは今でも印象に残っているけど、一番印象に残っているのは火花。

    鈴鹿に初めてF1が来た87年に観に行きました。チームの中嶋監督も出ていて、僕はまだ中学生で、カートに乗っていた頃です。あの時のF1の速さとすごさ、パワーは、やっぱり今でも印象に残っていますね。当時逆バンクの内側に鉄塔が建っていて、その螺旋階段のところに上って見ていた記憶があります。でも一番記憶に残っているのはマシンの後ろから飛ぶ火花です(笑)。だって、日本のレースであんなのなかったから、「後ろ走っている人大丈夫かな」とか思っていましたね。
  • 土屋武士選手
    1987年

    初めて観た1987年。F1のパワーに感動してS字、スプーンとコースを1周歩いて観ました。

    中嶋さんも出た1987年。僕は中学3年生でした。鈴鹿に観に行ってF1のパワーにすごく感動してS字も、スプーンも、1周歩いて観ました。マンセルとかのとんでもないスピードが忘れられないですね。Hondaがすごく速かったし、予選の時の走りも目に焼きついています。F3000とかも観ていたけどF1は別格でしたね。本当に別格。クルマから発散されるオーラみたいなのが全然違うし、とにかく衝撃的でしたね。
  • 伊藤大輔選手
    1990年

    朝4時からサーキットに入って、やっと始まったと思った瞬間セナとプロストがいなくなった1990年。

    中学2年生の時に鈴鹿に初めて見に行った1990年ですね。もう熱狂的にF1にはまっていて、ピット出口のあたりの指定席で朝4時ぐらいからサーキットに入って(笑)、やっとレースが始まったと思ったら、その瞬間いきなりセナとプロストがいなくなってしまった(笑)。一番のファンだったマンセルがトップになったと思ったら、トラブルでピットロード出口、僕の目の前でストップ(笑)。でもすごく興奮しました。パドックとかホテルとか行ってサインをもらったことを覚えています。
  • 黒澤治樹選手
    2006年

    毎年ウェバーに会うのが楽しみだけど、2006年シューマッハのタイムアタックはすごいと思いました。

    1997年にヨーロッパでF3をやっていた時のチームメイトがマーク・ウェバー。年に一回鈴鹿で彼に会うのが楽しみです。すごいなあと思ったのが2006年のシューマッハ。フェラーリ乗っていてBSタイヤでアタックした時S字で見ていて、この人は本当にすごいなぁって思いましたね。やっぱり世界一のレベルを見られるのがF1の魅力だし、観に行った時にはそういうのを感じてほしいですね。
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