交通教育センタートップ企業・団体向け安全運転研修主な研修プログラム

主な研修プログラム

鈴鹿サーキット交通教育センターでの、主な研修プログラムです。

基本プログラム実技

運転前の基本手順(静的実技)
運転前の基本手順(静的実技)
車両の点検・適切な運転姿勢・死角を意識した乗降車の確認

運転姿勢や乗降車については、接触事故の防止にも繋がる重要ポイントとしてお伝えします。
車両点検では、社内のチェックシートがあればそれに基づいた点検方法を確認します。

ブレーキ
ブレーキ
速度差や路面の違いによる制動距離の変化やABSの作動を確認

アスファルト路面で40〜60km/hの速度による制動距離の違いや、アスファルト路面と低ミュー路面(圧雪路相当)での制動距離の違いを確認し、運転する際の走行速度への意識を高めます。
急制動によって、ABSの効果と回避限界を確認します。

車間距離の取り方(安全空間検証)
車間距離の取り方(安全空間検証)
安全空間(適切な車間距離など)の必要性と被追突も防ぐおだやかなブレーキを確認

模擬飛び出しに対しての急ブレーキを行うことで、追突・被追突、出会い頭事故を防止する為の安全空間(車間距離)や安全な走行速度について確認します。

接触事故防止研修(バック駐車を含む)
接触事故防止研修(バック駐車を含む)
接触事故の要因となるクルマの死角や車両感覚・軌跡感覚、ドライバーの弱点の整理

接触事故防止は、経験や勘に頼らない「コツ」を理解します。
また、接触事故防止に効果のある「同乗者による誘導」についても確認します。
運転が不慣れな後輩・部下に対しての指導のポイントを学びます。

ハンドリング
ハンドリング
カーブが連続するコースを走行し、加減速やハンドル操作、車両感覚を確認

S字カーブやクランクが連続するコースを走行し、コースに合わせた適切な加速・減速、ハンドル操作を練習します。
後半ではペースを上げて走行させることでミスを誘発させ、「急ぎの心理」の危険性を理解させます。

スキッド走行
スキッド走行
滑り易い路面でのクルマの滑りの体験と滑りを出さない運転操作の確認

滑り易い路面を走行し、「速度超過」や「荒い運転操作」を行った際の危険なクルマの挙動を体験します。
また、業務車両運転に求められる「おだやかな運転」について理解します。

運転習慣チェック
運転習慣チェック
運転評価システム搭載車を使用し、自らの運転を確認

自分の運転の弱点を確認するとともに、自己評価とシステムによる客観評価の乖離も確認し、自らの課題に気づき、運転行動の改善に繋げます。

意識の脇見検証
意識の脇見検証
運転中の考え事が運転にどのように影響するかを確認

速度の指定や一時停止のあるコースを走行し、「運転に集中した場合」と「考え事をしながら運転した場合」での運転行動の違いを確認します。

夜間検証
夜間検証
夜間の最大の特徴である視認性の違いや夜間事故のパターンを検証

夜間における交通状況やものの見え方の変化や降雨装置を利用した天候の違いについても確認します。
夜間に運転される社員の方に、夜間運転の注意点について確認します。

基本プログラム座学演習

動画KYT(危険予測トレーニング)
動画KYT(危険予測トレーニング)
危険な交通場面をCG動画で見ながら、起こりうる危険を予測する能力向上を図る

運転中に起こりうる危険について、それが発生する前に予測し、危険な状態に陥らないようにするための「危険感受性」を高めます。
「Honda動画KYT」の機材を使用して、誰が・どこで・どのような危険を感じたか をモニターし、個々の危険感受性のレベルの確認と、危険予測能力の向上を図ります。

特殊プログラム実技

高速走行
高速制動・高速回避
高速制動・高速回避
高速道路を走行中を想定した速度域での急制動を体験

レーシングコースを使用して、100〜120km/hからの急制動(ABS制動)を実施。
高速域での急制動による制動距離や車の挙動などについて確認します。

本線合流
本線合流
高速道路の非常駐車帯や路肩から安全に本線に合流する方法を確認

レーシングコースを使用して、非常駐車帯から発進して本線に合流するまでの手順を確認。
後方から走ってくる高速走行車両に影響が無いように合流できるかを確認します。

緊急走行
模擬緊急走行
模擬緊急走行
交差点や他の一般車を設置したコースにて緊急走行のロールプレイを実施

模擬緊急走行を通し、周囲の車両等とのコミュニケーションのとり方を訓練します。
緊急走行を実車で体験しながら、特例執行のリスクとその対処について確認します。

サイレン効果検証
サイレン効果検証
緊急走行をする立場の方に対して一般車両の立場でサイレンの聞こえ方を確認

緊急車両のサイレンが一般車にどのように聞こえているか、エアコン・カーオーディオなど、さまざまな状況を変えてサイレンの聞こえ方を確認します。

※内容は予告なく変更となる場合がございます。 ※使用している写真・イラストはイメージです。