2026/06/30
ニューマシン、PRELUDE-GT。
今季最大のチャンス到来か。
Honda GT500クラス車両と鈴鹿、その相性の良さに迫る
Modulo Nakajima Racing(Honda HRC PRELUDE-GT)
ホンダがSUPER GTの前身にあたる全日本GT選手権に参戦を開始したのは1996年。故・高橋国光さんが率いたチーム国光が初代モデルのNA型NSXを投入したのが始まりだ。翌年の1997年からはメーカーも本格的に関与し始め、第2戦からavex童夢無限NSXとRAYBRIG NSXの2台が参戦し、鈴鹿サーキットでは1999年第1戦で脇阪寿一/金石勝智組のTAKATA童夢NSXが初めて勝利を挙げた。 2000年のシーズン最終戦として開催された第7戦では、伊藤大輔/ドミニク・シュワガー組のMobil1 NSXが優勝を飾ると同時に、2位フィニッシュを果たしたCastrol無限NSXの道上龍がチャンピオンを獲得。ホンダGT500陣営に初の栄光をもたらした。
NA型NSXは2009年までSUPER GTに参戦し、鈴鹿では通算4勝を挙げている。
NSX-GT
HSV-010が目指したのはNSX時代から続く、"究極のコーナリングマシン"。開発では『速さ』と『安定性』が徹底追求され、デビューイヤーとなる2010年には小暮卓史/ロイック・デュバル組のウイダーHSV-010がいきなりのタイトルを獲得した。
ウイダー HSV-010 GT(小暮卓史/ロイック・デュバル)
2014年にはGT500クラスにクラス1規定が導入され、ホンダも参戦車両をハイブリッドシステム搭載の『NSX CONCEPT-GT』に変更。ただ、その戦いはやや厳しく、最終年となる2016年にはバッテリー供給困難の影響もありハイブリッド非搭載を決断するも、チャンピオン獲得はならず、鈴鹿での勝利も挙げることができなかった。
屈辱を味わったホンダは2017年に"コンセプト"の名を外した『NSX-GT』を投入。その年の第6戦『インターナショナル SUZUKA 1000km』ではベルトラン・バゲット/松浦孝亮組のEpson Modulo NSX-GTが4番手スタートから逆転優勝を達成。 翌2018年には、第3戦鈴鹿で野尻智紀/伊沢拓也組のARTA NSX-GTが勝利を挙げた。さらに同年は、元F1ドライバーのジェンソン・バトンが山本尚貴とともにRAYBRIG NSX-GTを駆り、ホンダにとって3度目となるGT500クラスの王者に輝いた。 NSX-GTは最終年の2023年第5戦鈴鹿でも福住仁嶺/大津弘樹組のARTA MUGEN NSX-GTが優勝し、鈴鹿で通算3勝を記録している。
Honda NSX-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT















