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The heroic episode of Kevin Vol.1

"コカ・コーラ ゼロ" 鈴鹿8耐参戦への軌跡

ヨシムラの一員として参戦した1985年の8耐で、グレーム・クロスビーとのペアで3位の表彰台に立つシュワンツ(右から2番目)

ヨシムラの一員として参戦した1985年の8耐で、グレーム・クロスビーとのペアで3位の表彰台に立つシュワンツ(右から2番目)

辻本聡と組んだ1988年の8耐では、#12シュワンツの8耐キャリアのなかで最高位となる2位を獲得。#99はワイン・ガードナー

辻本聡と組んだ1988年の8耐では、#12シュワンツの8耐キャリアのなかで最高位となる2位を獲得。#99はワイン・ガードナー

※このコンテンツは、2013年に鈴鹿8耐サイトで公開された内容です。

往年の名ライダー、そして現在も世界で人気の高いケビン・シュワンツが、今年の
"コカ・コーラ ゼロ" 鈴鹿8耐に出場する!!

昨年、鈴鹿サーキットで行われた「モータースポーツファン感謝デー」にゲストとして登場したシュワンツ。『鈴鹿サーキットは、久々に来たけれど、サーキット自体がものすごく進化していて驚いたよ。でも、僕が現役の時も、鈴鹿サーキットは、ライダーの安全やファンのことを考えて毎年のように進化していて、とても好きなサーキットだったんだ』と、鈴鹿サーキットを大絶賛。さらに、『この鈴鹿サーキットで行われている8耐だけれど、僕も何度か参戦して、1回の2位と、2度の3位という結果を残しているんだ。でも、優勝がない。これがとても残念な事実なんだ』と、8耐に言及。さらに8耐に対する熱い想いを語ってくれていた。

『ヨシムラのスタッフルームで、ここ数年の8耐のビデオを見させてもらったんだ。僕が出場していた時と大きく違うのは、多くのワークスチームが出ていないことと、ライダーが3人制になったこと。これが意味するのは、ちゃんと準備をすれば、多くのチームに優勝できる可能性があるということだね』

さらにシュワンツは続ける。
『最高のマシンと、速くてタフな2人のライダー、そしてそのライダーが鈴鹿サーキットを熟知していれば、僕が8耐に出ても勝つチャンスは十分にある。僕自身、レースではないけれど、アメリカでバイクスクールを主宰していて、日常的にバイクに乗っているから、感覚的な部分で問題はないよ』

今回、シュワンツのパートナーとなるのは、加賀山就臣と芳賀紀行の2人。両ライダーとも、シュワンツが望む「速くてタフで鈴鹿サーキットを熟知」している。横浜を本拠地とする“ハマのブルーファイター”加賀山、過激なライディングからそのニックネームがついた“ニトロ”芳賀、そして"フライング・テキサン"シュワンツ。いつの時もロードレース界を席巻し、多くの感動と記憶を残し続ける3人が、今年の"コカ・コーラ ゼロ" 鈴鹿8耐で暴れまくる!!

『どうしても、8耐のタイトルを、僕のロードレース・キャリアに入れたいんだ』(ケビン・シュワンツ)。

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※使用している写真・イラストはイメージです。