8耐を体験する
案内してくれたのは、TEAM FRONTIERの上田監督とライダーの三原壮紫選手。
この日行われた「8耐トライアウト」は、鈴鹿8耐出場権をかけた本気の一発勝負。
TEAM FRONTIERは見事5位で通過し、今年も8耐への参戦を決めた。
レース直後のピットは、まだ熱気が冷めきっていない。そこはまさに“戦いの拠点”。
バイクの整備スペースであり、レース中はタイヤ交換・ライダー交代・給油など、すべての作業が秒単位で行われる。
「約1時間ごとのタイヤ交換」、「わずか7秒で終わる給油作業」、「秒単位の判断が求められる監督の目」
――そして、時速約300キロで走るマシンを支えるための準備と判断が、ここで積み重ねられている。
そうした“見えない戦い”が、レースの裏側にはいくつも存在していた。
レースの現場で実際に走っていたバイク。
その“本物”にまたがるチャンスが、初めての4人の所にやってきた。
目の前で見るだけでも迫力があったのに、いざまたがってみると、
視界の狭さ、姿勢のきつさ、シートの感触……すべてが想像以上。
走ることのすごさが、体ごと伝わってくる体験だった。
バイクにまたがって初めてわかったことがある。
あの姿勢を保つだけでも、想像以上にきつい。
視界は思ったよりも狭く、ステップも高く、シートはカチカチ。
「乗る」だけで、もう神経が研ぎ澄まされる感覚。
でも、だからこそ、ライダーが走る姿には説得力がある。
風を切る音、タイヤが滑る感覚、そしてバイクとの一体感。
それらを自分の感覚だけでつかみ、
8時間ものレースに挑む――。
そのすごさが、体を通して少しだけ伝わってきた。
次はもっと深く、8耐の楽しみ方を自分たちでプランニング!
観戦、グルメ、推し活…「こんなのあったらいいな」をテーマに、
アンバサダーが8耐を全力妄想!
あなたならどう楽しむ?
8耐を深める