2026/05/31
鈴鹿8耐 頻出用語集
観戦時によく聞く頻出用語を解説
これを知っておけば、観戦がもっと楽しくなる!
- ル・マン式スタート
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2輪、4輪ともに耐久レースの聖地として知られるのがフランスにあるル・マン24時間で知られるサーキット。2輪はブガッティ、4輪はサルトと呼ばれ、ピットなど一部が共通されています。そしてここでの耐久レースのスタートで採用されていた方式が、ル・マン式スタートの由縁とされています。
コースのピット側に予選順位に従ってマシンが整列され、コースを挟んで反対側に選手が並び、スタートの合図でコースを横断してマシンに駆け寄り、エンジンを始動させてスタートします。なお、全日本ロードレースで採用されているクラッチスタートは、エンジンを止めずにスターティンググリッドにつき、スタートの合図と同時にクラッチミートしてスタートします。
鈴鹿8耐では、スタートの10秒前からカウントダウンが始まるのが慣例で、サーキット全体を揺るがし、緊張感の中にも一体感が生まれる貴重な体験ができる瞬間です。
- ポールポジション
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トップ10トライアルで最速タイムを記録したライダーが所属するチームが、スターティンググリッドの最前列、最も第1コーナーに近い位置のポールポジションを獲得します。その後の10番グリッドまではトップ10トライアルの結果順で、11番グリッド以降は金曜日の計時予選での結果による順位となります。
- ホールショット
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スタート直後の第1コーナーに真っ先に飛び込むことをホールショットと言い、「ホールショットを奪う」、「ホールショットを獲る」といった表現で用いられます。横一列でスタートするモトクロスレースで使われていた用語でもあります。
- テールトゥノーズ
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テールトゥノーズは、言葉通りに前車のテールに自身のノーズをピタリと張り付けた状態で、「テールトゥノーズのバトル」と表現されることが多く、この場合は接戦を意味します。また、同じような状態でスリップストリームがあります、これは、主にストレートでの空気抵抗を減らすために、前車の後方にピタリと張り付いて走ることをと言い、機を狙ってスリップストリームから抜け出して前車をパスする戦法の一つです。
- サイドバイサイド
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テールトゥノーズと同じく接戦状態を表現しますが、テールトゥノーズが縦一列であるのに対して、サイドバイサイドは横一線状態を示します。ストレートでこうした状態になると、2台ならサイドバイサイド、3台ならスリーワイド、4台ならフォーワイドなどと表現されます。そして「サイドバイサイドのバトル」の表現になると、コーナーを含んだ至る所で抜きつ抜かれつのバトルが繰り返されていると読み解くこともできます。
- スティント
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鈴鹿8耐では、一人のライダーが約1時間の走行でピットに戻り、給油、タイヤ交換、ライダー交代するのが従来のセオリーです。そしてこの一人のライダーの割り当て量をスティントと呼び、8時間を走破するには、7回ピット、8スティントとなります。ただ、近年の鈴鹿8耐では、レースの最終盤に給油のみ、または給油とライダー交代のためにピットインするチームが見受けられ、8回ピット、9スティントの戦法が採用される傾向にあります。
- ワークス/ファクトリー
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ワークスとファクトリーは同じ意味で、どちらもメーカーが直接運営するチームを指します。そしてHondaはワークス、YAMAHAはファクトリーを用いる傾向にあるようです。
- プライベートチーム/プライベーター
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ワークス/ファクトリーチームの他にサテライトチームがあります。これは、メーカーのサポートを受けているチームで、ワークス/ファクトリーチームと同等の戦闘力を持つマシン、いわゆるワークス/ファクトリーマシンや、メーカーのライダー、いわゆるワークス/ファクトリーライダーを起用するなどがあります。そして大別すると、ワークス/ファクトリー/サテライト以外が、プライベートチーム/プライベーターと呼ばれ、メーカーとは違う企業が興したレーシングチーム、メーカーとは違う企業がスポンサードするチーム、さまざまなスポンサーを集めて結成されたチームなど、形態はさまざまです。
- トップ10トライアル
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決勝レース前々日の金曜日に行われる計時予選の結果から、上位10チームが進出できるのが、決勝レース前日の土曜日に行われるトップ10トライアルです。これは、スターティンググリッドの1位から10位までを決める特別予選とも言えるもので、各チームから2名が選出され、合計20人のライダーが一人ずつタイムアタックを開始してベストタイムを競います。クリアラップが約束された状態で、好タイムを狙うことから、ライダーの闘争心がむき出しになると言われるトップ10トライアルは、鈴鹿8耐の名物の一つとなっています。
ただし、FIMのルールで、コースレコードとして認められるのはレース中のタイムであるため、トップ10トライアルで好タイムを記録しても参考記録としての扱いになりますが、世界を代表するライダー、日本を代表するライダーの約2分間の真剣アタックは、異次元のワクワク、ドキドキ、ハラハラものです。
2025年の鈴鹿8耐では、Honda HRCのヨハン・ザルコ選手がMotoGP™ライダーの底力を発揮してポールポジションタイムを記録。対してYAMAHA RACING TEAM所属でMotoGP™ライダーのジャック・ミラー選手が、最終シケインで転倒するまで、奇跡の2分3秒台に入る勢いで場内を騒然とさせました。
- セーフティカー
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レース中はもちろんレースウイークを通した走行時間帯で出番がないことが望まれるのがセーフティカー。事故やトラブル、アクシデント、悪天候なども含めて、コース上が危険な状況となった時に介入するのがセーフティカーで、東西に長い鈴鹿サーキットでは東コースと西コースからそれぞれ1台がコースに介入します。コースの各ポストでは黄旗とSCボードが出されて、この間は全車追い抜き禁止となります。
コース上の危険等がなくなると、セーフティカーはコースから退出。ローリングスタートと同じような形でレースは再開します。
- イエロー/レッド/グリーン/チェッカーフラッグ
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鈴鹿8耐に限らず、多くのレースで頻繁に目にするのがイエローフラッグ/イエローライトとグリーンフラッグ/グリーンライトでしょう。
イエローフラッグ/イエローライトは、その合図の先に転倒者がいるなど危険があることを示すもので、この区間は追い越し禁止です。そしてイエローフラッグ/イエローライトを含めて、提示されていたフラッグ/ライトが解除されたことを示すのがグリーンフラッグ/グリーンライトです。
一方で、あまり見たくないのが赤旗/レッドライトです。これが提示されたらライダーは速やかにピットに戻らなければなりません。走行を止めなければならない事案がコース上に発生したことを示していて、たとえば広範囲にわたってのオイル漏れを処理する場合などに提示されることがあります。
そして長い戦いの終了を告げるのが、チェッカーフラッグ。誰もがこのフラッグを潜り抜けるために頑張ってきたのです。
- ルーティン
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鈴鹿8耐攻略の、従来のセオリーである1時間ごとのピットイン、いわゆる当初に立てたチームの予定通りのピットインをルーティンと呼びます。













