2025/03/03
はじめての「SUPER FORMULA」観戦ガイド

気になるトピックをタップ!
■RACE「2025年 NGKスパークプラグ 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第1戦・第2戦」って?

一言で言うと「日本で一番速いドライバー」を決めるレースだ!
『2025年 NGKスパークプラグ 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第1戦・第2戦』日本国内で最高峰・最速のフォーミュラカーのレースシリーズである「スーパーフォーミュラ」。
レースに使用する車両やタイヤ・エンジンに性能の差が無いため、速さと技術、戦略が融合したエキサイティングなレースである。
それでは、もっと詳しく解説しよう。
- そもそも「フォーミュラ」カーって?
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フォーミュラカーは、タイヤがむき出しで運転席に屋根がないなど、速く走るために無駄なパーツがほとんどない軽量な車である。
これに対して「ハコ車」は、一般の乗用車のように屋根やドアがあり、タイヤも車体に覆われている。例えば、「SUPER GT」のマシンがこれに当たる。フォーミュラカー(上:スーパーフォーミュラ)とハコ車(下:SUPER GT)
- 「スーパーフォーミュラ」って?
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「スーパーフォーミュラ」は、日本国内で最高峰・最速のフォーミュラカーのレースシリーズ。
鈴鹿サーキットのコースレコードを見ると、F1が1分27秒064で最速だが、次に速いのがスーパーフォーミュラで1分34秒442である。スーパーフォーミュラのマシン「SF23」はF1マシンに次ぐ速さを持ち、才能豊かな選手が集いハイレベルな戦いが繰り広げられている。
そんな、国内トップフォーミュラの歴史は1973年に始まり、2023年に50周年の節目を迎えている。
50年以上も続く、世界でも注目されているシリーズなのだ。
スーパーフォーミュラのスタートシーン(2024年開幕戦)
- スーパーフォーミュラってどんなルール?どこが見どころ?
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公式予選(QP=Qualifying Position):決勝レースのスタート位置(グリッド)を決めるためのタイムトライアルである。この予選では、純粋にスピードを求めたアグレッシブルな走りを見られる!
決勝レース:決勝レースではタイヤ交換や燃料補給のタイミングなどで、チームの戦略が勝敗を左右する!
今回の大会は、土曜日と日曜日にそれぞれ予選と決勝を行う「1大会2レース制」。2025年は日本国内の全7大会12レースで行われ、各レースの獲得ポイントの合計で年間チャンピオンが争われる。
タイヤ交換:レース中に最低1回はタイヤを交換しなければならない。なんと平均6秒でタイヤ交換を行う。作業中に順位が入れ替わることもあるので、ピットクルー(車両の整備スタッフ)の洗練された動きにも注目だ!
オーバーテイクシステム(OTS):OTSを使うと一時的に車が速くなるが、1レースで200秒までしか使えない。一度使うと100秒間は再使用できない。
ポイントシステム:優勝すると20ポイント、2位は15ポイント、3位は11ポイントと順位が下がるごとにポイントが減る。10位は1ポイントで、11位以下はポイントがもらえない。予選でもポイントがあり、1位は3ポイント、2位は2ポイント、3位は1ポイントがもらえる。
レース中のタイヤ交換やオーバーテイクシステム(OTS)の使い方など、戦略が勝敗を大きく左右する。
どのタイミングでピットインするか、OTSを使うかなど、ドライバーとチームの駆け引きが見どころだ。2024 スーパーフォーミュラ最終戦
山本尚貴選手が分かりやすく徹底解説!
■TICKET「チケットはどれを買えばいい?」

ただチケットには色々な種類があるので「チケット一覧を見てもどれを購入したら良いのか、よくわからない…」と言う方も多いはず。
そんなわけで、SUPER FORMULA初観戦の方や、初心者におすすめのチケットを紹介しよう。
- SUPER FORMULA初観戦のアナタは?
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■自由席観戦券で間違いない!
D席付近
自由席観戦券で観戦できるのはV1、A、B1、B2、C、D、E、R、S席、そして西コースエリア。アナタの好みの観戦スポットを見つけてみよう!
ちなみに、鈴鹿サーキット名物の"S字"や"逆バンク"でのテクニカルな走行を観戦できるD席がおすすめだ!
なおかつ各観戦券には、3月8日(土)・9日(日)2日間の「鈴鹿サーキット入園」、「レース観戦」、「パークアトラクション乗り放題」も含まれており、レースの合間にアトラクションで遊ぶのもアリ。
>>自由席観戦券について詳しくはこちら観戦エリアマップ
- 16歳から23歳のアナタは?
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■16歳から23歳の方はレースも、アトラクションも全部無料の「16-23 ZERO円パス」がおすすめ!
2024 鈴鹿8耐での様子- 鈴鹿サーキット入場
- 鈴鹿サーキットパークのアトラクション乗り放題
- レース観戦券 ※「自由席」に入場可能
これらすべて"無料"の超お得なチケット。
レース目的はもちろんだが、アトラクション目的の来場でも、超お得な2日間が約束されている"スペシャルデー"なのだ。
1/12(日)から申し込み開始。
>>16-23 ZERO円パスについて詳しくはこちら
- ファミリーで楽しみたいアナタは?
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■ファミリーでの観戦は「V2指定席」がお得!
イメージ
なぜなら、子どもチケット(3歳~U23)は自由席と同額でV2指定席を購入可能!自由席観戦券
前売券 大人(24歳以上) 5,800円 U23(高校生~23歳) 4,800円 小・中学生 4,200円 3歳~未就学児 2,600円 V2指定席観戦券 ※V2指定席・Qエリア・自由席入場可
前売券 大人(24歳以上) 7,800円 U23(高校生~23歳) 4,800円 小・中学生 4,200円 3歳~未就学児 2,600円 パークからもアクセスしやすいグランドスタンドの上段に位置するV2席は、視界も良く、ファミリーでの観戦にもおすすめ。
>>V2指定席観戦券について詳しくはこちらV2指定席からの眺め
屋外のスタンド席で唯一の屋根付き指定席
メインゲートからV2席(グランドスタンド)へのルート
- グループで楽しみたいアナタは?
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■新設のボックス型観戦席「S-BOX」がおすすめ!
S-BOX XL
S-BOX L
S-BOX M
S-BOX Mワイド
ファミリーはもちろんのこと、ご友人などグループでの観戦にもおすすめ。
ゆったりとした空間でくつろぎながら、最終コーナーからホームストレートに駆け抜けるマシンを眺めることが可能。
>>S-BOXについて詳しくはこちら
- もっと!レースの熱気・迫力を体感したいアナタは?
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■パドックパスを購入すべし!
パドックエリア
パドックエリアではチーム関係者やドライバー、レース車両を間近にレースの熱気や迫力を体感できる!
運が良ければ、ドライバーやチームメンバーと直接話す機会があるかもしれない。写真を撮ったり、サインを貰えたりすることも!?ピットウォーク
■最高に”映える”写真が撮れる 激感エリアに入場可能!
激感エリア
加えて至近距離での撮影コースに非常に近いため、迫力ある写真が撮影できる。特に2コーナーや最終コーナーのイン側は、マシンの動きを捉えやすい場所だ!
>>パドックパスについて詳しくはこちら
■ITEMS「どんな服装&持ち物がいい?」

おすすめの服装を2パターン用意したので、参考にしてみて!
レースが近づいてきたら、天気予報と当日の予想気温も要チェック!
- まだまだ肌寒い場合(気温10℃以下)
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- (1)帽子
- 温かさ重視で!日中は日差しが強くなる時もあるのでツバ付きのものがおすすめ。
- (2)上着とバッグ
- まだまだ肌寒い場合は、インナーは吸湿発熱素材などを使ったものがおすすめ。上着も厚手のものを選ぼう。予想に反して日中暑くなった場合などは一枚脱げばOK。
首元も重要。マフラーやストール、ネックウォーマーは用意しよう。
バッグは両手が空くリュックがおすすめ。またスマホが取り出しやすいスマホショルダーやウエストポーチなどもあると便利。
- (3)手袋
- 着けたままスマホが操作できるタイプの手袋がおすすめ。
- (4)ボトムス
- 歩きやすく温かいパンツが基本。
- (5)靴
- とにかく履き慣れた、歩きやすい靴を。雨の心配がある場合は防水性のあるものだと快適。
持ち物 - (1)モバイルバッテリー
- 長時間の観戦ではバッテリーが心配になってくるので、しっかり充電した予備のバッテリーを用意しておこう。
- (2)ひざ掛け
- 屋外に長時間座ることになるので、折り畳んでバッグに無理なく入れられる程度の大きさのものがあると便利。
- (3)双眼鏡・オペラグラス
- 遠目のサーキットビジョンやリーダータワー、ピット作業などをしっかり見ることが出来る。
- (4)カッパ・ポンチョ
- 雨対策としては、傘に比べて場所を取らず、両手も空くのでカッパ・ポンチョがおすすめ。余り雨の心配が無さそうな場合でも、天気急変に備えて念のため用意しておこう。
- (5)ビニール袋
- 汗や雨で濡れてしまったタオルや衣服を仕舞う時に活躍。他でもあると何かと役立つので出来るだけ大き目で丈夫な材質のものを何枚か持っていこう。
- (6)シートクッション
- 長時間座ることも想定して、持ち運びしやすい折り畳み式のものを持っていこう。
- (7)タオル
- 特に雨の日に役立つアイテム。フードが付いた大き目のものは日除け・防寒にも役に立つ。
- (8)カイロ・携帯ヒーター
- 使い捨てでもバッテリー式のものでもOK。出来るだけ長時間持つタイプのものを持っていこう。
- (9)現金
- 会場内のキャッシュレス化は進んでいるものの、予期せぬ所で手持ちのデジタル決済方法に対応していない買い物や支払いが発生する場合もある。
- (10)イヤホン付きラジオ
- 場内の実況放送が鈴鹿のFMラジオ局「Suzuka Voice FM 78.3MHz」でも放送されるので、イヤホン付きのラジオを持っていけばどこでもクリアな実況を聞くことができる。
- 少し暖かい場合(気温10℃以上)
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- (1)帽子
- 春先でも日差しが強い日もあるので、帽子は被った方が良い。ツバの広い帽子がおすすめ。
- (2)上着とバッグ
- 気温が高めなら長袖シャツもアリだけど、その場合もいざという時に羽織れる長袖は持っていこう。バッグは両手が空くリュックがおすすめ。またスマホが取り出しやすいスマホショルダーやウエストポーチなどもあると便利。
- (3)ボトムス
- 歩きやすいパンツが定番。気温が上がりそうならロングスカートもあり。
- (4)靴
- とにかく履き慣れた、歩きやすい靴を。気温が高くてもサンダルは非推奨。雨の心配がある場合は防水性のあるものだと快適。
持ち物 - (1)モバイルバッテリー
- 長時間の観戦ではバッテリーが心配になってくるので、しっかり充電した予備のバッテリーを用意しておこう。
- (2)長袖の上着
- 朝晩に冷え込むことがあるので、いざという時に羽織れるように用意しておくのがおすすめ。
- (3)双眼鏡・オペラグラス
- 遠目のサーキットビジョンやリーダータワー、ピット作業などをしっかり見ることが出来る。
- (4)カッパ・ポンチョ
- 雨対策としては、傘に比べて場所を取らず、両手も空くのでカッパ・ポンチョがおすすめ。余り雨の心配が無さそうな場合でも、天気急変に備えて念のため用意しておこう。
- (5)ビニール袋
- 汗や雨で濡れてしまったタオルや衣服を仕舞う時に活躍。他でもあると何かと役立つので出来るだけ大き目で丈夫な材質のものを何枚か持っていこう。
- (6)シートクッション
- 長時間座ることも想定して、持ち運びしやすい折り畳み式のものを持っていこう。
- (7)タオル
- 暑い日には汗を、雨の日には雨水を拭うのに必須のアイテム。フードが付いた大き目のものは日除け・防寒にも役に立つ。
- (8)日焼け止め
- 春先でも日差しが強い日もあるので、お出かけ前に日焼け止めは念入りに。塗り直し用に現地にも持っていこう。
- (9)現金
- 会場内のキャッシュレス化は進んでいるものの、予期せぬ所で手持ちのデジタル決済方法に対応していない買い物や支払いが発生する場合もある。
- (10)イヤホン付きラジオ
- 場内の実況放送が鈴鹿のFMラジオ局「Suzuka Voice FM 78.3MHz」でも放送されるので、イヤホン付きのラジオを持っていけばどこでもクリアな実況を聞くことができる。
■EVENTS「おすすめのイベントは?」

フードのトッピングやグループ来場特典限定のイベントへの参加など様々な特典をご用意しています。
GPスクエア内の「グループリストバンド配布テント」で配布するグループリストバンドを提示することでイベントや特典に参加することができます。
>>詳しくはこちら
もちろんその他にも、通常イベントも多数開催している。おすすめのイベントを一挙ご紹介。
グループ(2名以上)来場者限定イベント
- グルメを楽しみたい方におすすめ
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トッピングサービス目当てにコース周辺を周り、お気に入りの観戦スポットを見つけるのもアリかも!?
- ファミリーで来場の方におすすめ
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上:ミッションクリアでお渡しするライセンスカード
下:顔写真・お名前入りライセンスカード(有料)
※デザインは制作途中のため変更になる場合がございます
レースの合間にアトラクションで遊ぶのも、もちろんOK!
対象のアトラクションのミッションをクリアすると、スーパーフォーミュラ限定ライセンスカードをプレゼント!
レース開催日ならではの限定デザインなので、この機会にぜひ!
通常イベント
- 16-23 ZERO円パスで来場の方におすすめ
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決勝レースの数時間前にコース上を歩けるのは、なかなかないチャンス!
コース上で映える写真が撮れたら、#鈴鹿サーキットで投稿してね!
- ファミリーで来場の方におすすめ
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レースオフィシャルや管制、グリッドボードといったモータースポーツの様々な仕事を体験できる。
■ACCESS「どうやって行ったらいいの?」

どちらにしても、当日慌てないようにあらかじめアクセス方法をしっかり確認しておこう。
- 県外からのアクセス【公共交通機関】
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近鉄名古屋線・白子駅を使うルート。近鉄白子駅から三重交通バスに乗って鈴鹿サーキットを目指そう。
詳しくはこちら伊勢鉄道・鈴鹿サーキット稲生駅を使うルート。稲生駅からは約2kmの徒歩ルートになるが、ここは渋滞に捕まる心配は無いので時間の計算がしやすい。
- 県外からのアクセス【車・バイク】
- 三重県内の主要市街地からの所要時間
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・四日市市街地から約40分
・津市街地から約30分
・伊賀市街地から約60分
・松阪市街地から約55分
・伊勢市街地から約1時間10分
※渋滞のない通常期の時間です
- 駐車券
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SUPER FORMULA期間中の鈴鹿サーキットの正面駐車場マップ
青色エリア:当日駐車場
※早い段階で前売駐車券は完売になる恐れがある。当日駐車場も午後には満車になるケースが多いので注意しよう。
■PLAN「おすすめの一日の過ごし方は?」
初めて観戦に行くんだけど、どんな感じで楽しんだらいいのかな?というあなたのために、おすすめプランをご提案!
3月8日(土)に「スーパーフォーミュラ第1戦」が、3月9日(日)に「スーパーフォーミュラ第2戦」が行われる。
今回は第1戦が開催される3月8日(土)のおすすめの過ごし方を紹介していく。
3月8日(土)
- 9:00
- メインゲート到着
- 9:50~10:35
- スーパーフォーミュラ予選を観戦
- 11:00~12:00
- 昼飯
- 12:00~13:30
- 鈴鹿サーキットパークで楽しむ
- 13:45~
- スーパーフォーミュラ 第1戦 決勝レース 観戦 ※決勝スタート14:40
レース終了後 パルクフェルメウォークに参加
- 17:30頃
- 帰宅
9:00「メインゲート到着」

ゲートでチケットのQRコードを提示して入場したら、鈴鹿サーキットの風景を楽しみながら、自分の観戦券で観戦可能な座席に向かおう。
詳しい入退場方法はこちら
9:50~10:35「スーパーフォーミュラ予選を観戦」

この予選では、スビードを求めたアグレッシブルな走りが見られるので要注目!
11:00~12:00「昼食」

ちなみに今回は「ラーメン」がおすすめだ!
12:00~13:30「鈴鹿サーキットパークで楽しむ」
観戦券には土日2日間の「パークパスポート」が付帯しているので、これを使わない手はない。今回はレーシングコースに近いエリアにある、おすすめのアトラクションを2つご紹介。
デュエルGP
鈴鹿サーキット レーシングコースと同じ形状のコースを走行することができる。プロドライバーも苦戦するテクニカルなレイアウトにチャレンジ!
サーキットホイール
地上50m海抜100mの高さを最高とし、伊勢湾、レーシングコースを一望できる。
レース中に乗ると、空からの特等席を楽しめる!
13:45~「決勝レース観戦 27周or75分」

13:45からは、各チーム・ドライバー・マシンの紹介や、シーズン開幕セレモニー・開会宣言が行われる。
レーススタートは14:40。開幕戦はどんな結末が待ち受けているだろうか?
レース終了後「パルクフェルメウォークに参加」

レース直後のレーシングコース上を直接歩け、走り終えたばかりのマシンを間近で見られる貴重なチャンスだ!
詳しくはこちら
17:30「帰宅」
