サイクルスポーツ

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サイクルスポーツとは
様々な楽しみ方があるサイクルスポーツ
自転車を使った競技、サイクルスポーツには様々な競技や楽しみ方が用意されている。大別するだけでも、ロードレース、マウンテンバイク、シクロクロス、トラックレース、BMXといった競技が行われており、さらにそれぞれのカテゴリーの中でも、ロードレースは耐久レースやスプリントレース、登り坂のみで実施されるヒルクライムなど。また、マウンテンバイクでは、クロスカントリーやダウンヒルなどなど、各カテゴリーの中でもさらに細分化された競技が行われているのが大きな特徴だ。日本国内では、メジャースポーツとしての認知度がそれほど高くないが、海外、特にヨーロッパではサッカーと同等の人気スポーツとして定着している。 イメージ
国内でも知名度の高いサイクルスポーツと言えば、フランスで開催されている「ツール・ド・フランス」だろう。街から街へと全走行距離約 3000km、高低差約2000m以上の様々なコースを、1チーム=8名、合計21チームが競い合う伝統的な競技だ。モータースポーツで例えれば、F1 と同等のステータスを持つこのレースは、イタリアの「ジロ・デ・イタリア」、スペインの「ブエルタ・ア・エスパーニャ」と合わせて世界3大ツールとして認知されている。

また、実際に国内で競技として開催されているサイクルスポーツの中では、「ツアー・オブ・ジャパン」が最も有名だ。 UCI(国際自転車競技連合)の公認レースとして毎年5月に実施され、アジア圏を代表するプロフェッショナルレースとして定着。さらに、アマチュアの祭典として、鈴鹿サーキットで開催する「シマノロードレース」が国内最大級のホビーレースとして認知されているのだ。

しかし、サイクルスポーツの魅力はこれだけではない。競技としてのサイクルスポーツとは対照的に、勝負ではなく参加して楽しむことを目的としたイベントも数多く実施されている。鈴鹿ともてぎで行われる「サイクルエンデューロ」は、スポーツタイプの競技車だけではなく、ママチャリや小径車といった競技に不向きな自転車でも参加できるホビーレースとして開催されている。それぞれの楽しみ方に合わせて様々なイベントが用意されているのがサイクルスポーツの魅力なのだ。