
"コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレース第33回大会は、酷暑との戦いとなった。
ポールポジションから好スタートを切り、2連覇を狙ったヨシムラスズキwith ENEOSだが、酒井大作が2度の転倒を喫して優勝戦線から脱落。また、最速チームとして注目を集めたF.C.C. TSR Hondaは、レース序盤での秋吉耕佑の2度のイエローフラッグ区間での追い越しによりストップ&ゴーペナルティが科せられ、さらにジョナサン・レイの転倒もあり、優勝争いから脱落。だが、ラップ遅れながら3位にまで挽回してのゴールは、最速ペアの名に恥じないものだった。
F.C.C. TSR Hondaそしてヨシムラスズキwith ENEOSの脱落でMuSASHi RT HARC-PRO.がトップに立つと、その後はKeihin Kohara Racing Teamの追撃を振り切ってトップでチェッカー。MuSASHi RT HARC-PRO.にとっては悲願の鈴鹿8耐初優勝。清成龍一にとっては歴代3位となる3勝目。さらに20歳の高橋巧と、走行はなかったが18歳の中上貴晶は、1996年に芳賀紀行が打ち立てた最年少優勝記録(当時21歳)を更新した。
それにしても高橋巧は、これまで出場した2回の鈴鹿8耐で3位表彰台に立ち、表彰台への登壇確率100%だったが、今大会では優勝という形で100%記録を更新。鈴鹿8耐での高橋巧伝説が始まったと言っても過言でないだろう。

