2019 AUTOBACS SUPER GT Round3 SUZUKA GT300km RACE

SUPER GT“スゴイ”選手名鑑

 GT500クラス、GT300クラスともにバラエティ豊かな車種が揃うSUPER GTは、ドライバー、チーム監督も個性豊かな面々が揃っている。今回は、その一部をご紹介しよう。

Photo : Takashi Ogasawara
RAYBRIG NSX-GTをドライブするジェンソン・バトン
Photo : Takashi Ogasawara

 シリーズに参戦しているドライバーのなかで、もっとも大きな注目を集めているドライバーは、やはりF1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンだろう。

 2000〜16年までF1に参戦し、2009年にF1世界王者にも輝いているバトンは、2017年の第6戦鈴鹿1000kmでSUPER GTにスポット参戦すると、その翌年にはTEAM KUNIMITSUからフル参戦を開始。参戦初年度でシリーズチャンピオンを獲得してみせた。2019年はタイトルを防衛するべく、引き続きRAYBRIG NSX-GTをドライブしている。

 F1で世界中のファンを魅了した走りと、そのイケメンぶりは、SUPER GTでも健在。ピットウォークなどでは、毎戦多くのファンを集めている。

 
Photo : Takashi Ogasawara
DENSO KOBELCO SARD LC500をドライブするヘイキ・コバライネン
Photo : Toyota

 同じF1経験者で言えば、DENSO KOBELCO SARD LC500をドライブするヘイキ・コバライネンも、そのひとり。コバライネンは2015年からGT500を戦っており、参戦2年目にシリーズチャンピオンを手にしていて、実力は充分だ。

 
Photo : Takashi Ogasawara
au TOM'S LC500をドライブする中嶋一貴
Photo : Toyota

 F1に参戦した日本人ドライバーとしては、中嶋一貴も名門トムスが走らせるau TOM'S LC500をドライブしている。日本人初のF1ドライバーである中嶋悟を父に持つ一貴は、F1での活躍はもちろんだが、その名を世界に轟かせたのは2018年のル・マン24時間だろう。

 一貴は、世界三大レースのひとつであるル・マン24時間レースの2018年大会に元F1ドライバーのセバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソとタッグを組んでトヨタTS050ハイブリッドをドライブ。日本人として初めて、日本車をドライブし、ル・マン24時間総合優勝を飾ってみせたのだ。

 そのル・マン24時間をシリーズの1戦に組み込むWEC世界耐久選手権に参戦経験のあるドライバーも多く参戦しており、KEIHIN NSX-GTをドライブするベルトラン・バゲットや、CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rを操るフレデリック・マコヴィッキィなども、そんなドライバーたちだ。

 個性豊かなドライバーとしてはMOTUL AUTECH GT-Rをドライブするロニー・クインタレッリ、31号車TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GTの嵯峨宏紀も挙げられる。

 
Photo : Takashi Ogasawara
ロニー・クインタレッリがドライブするMOTUL AUTECH GT-Rは2戦連続でポールポジションを獲得している
Photo : Takashi Ogasawara

 GT500最多チャンピオン獲得ドライバーで、予選ではチームメイトの松田次生も驚くようなアタックを披露するクインタレッリは、イタリア出身ながら、テレビなどのインタビューに日本語で応じるなど、日本語も堪能。“イタリア生まれ、日本育ち”のドライバーと言っても過言ではない。

 aprのプリウスをドライブする嵯峨はコース上での走りはもちろん、それ以外の部分でもファンを楽しませているドライバー。決勝レース前に行われるドライバーズアピアランスでは、毎戦いろいろな“演出”でファンを魅了し、人気急上昇中。第3戦鈴鹿では、どんな“演出”を魅せてくれるか、ぜひご注目を。

 また、レーサー以外の顔を持つドライバーも多く、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3をドライブする吉本大樹はロックバンド『doa』のボーカルとして活動。シンティアム・アップル・ロータスの高橋一穂、30号車TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GTの永井宏明は、会社経営者としての顔を持っている。

 そんな異色の経歴を持っている人物はドライバーだけではない。その筆頭はKONDO RACINGを指揮する近藤真彦監督だろう。

 
Photo : Takashi Ogasawara
近藤真彦監督が指揮するリアライズ 日産自動車大学校 GT-Rは第2戦富士でポールポジションを手中に収めた
Photo : Takashi Ogasawara

 “マッチ”こと近藤監督は、1980年代にアイドルとして一世を風靡。その当時からレースにも積極的に参戦し、現在もタレントとして活躍しながら監督業を遂行している。

 指揮を執るKONDO RACINGは。2018年には国内トップフォーミュラであるスーパーフォーミュラでチームチャンピオンを獲得し、2019年はGT500&GT300、スーパーフォーミュラのほか、ニュルブルクリンク24時間レースへの挑戦も表明するなど、実績・規模ともに国内最大級のチームへ成長しており、近藤監督はその手腕を存分に発揮している。

 また、今年からアストンマーティン・ヴァンテージGT3を投入することで注目を集めるD'station Racing AMRの総監督は、元プロ野球選手/メジャーリーガーの“大魔神”こと、佐々木主浩氏が務めている。佐々木総監督は2002〜3年に自チームでフォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)を戦った過去もあり、サーキットでもその手腕を発揮している。

 個性豊かなドライバー、チーム監督たちが、バラエティ豊富な車両で争っているSUPER GT。今年、初めてレースを観戦するというかたも、きっとお気に入りのチーム、ドライバーが見つかるはずだ。

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