JGTC & SUPER GT SUZUKA マイスター

過去のデータから、最も鈴鹿を得意とするJGTC & SUPER GTドライバーを分析する

鈴鹿のGT500での総獲得&平均獲得ポイント比較、そして驚異の表彰台獲得率を記録しているのは?

 シリーズチャンピオンになるためには、言うまでも無いが最大のポイントを稼がねばならない。1戦当たりの得点や対象となる条件などは年代によって変わるものの、「通算獲得ポイント」も強さを表す1つの指標と言って差し支えないだろう。そんな訳で、今季参戦のGT500ルーキー1人(No.36 ジュリアーノ・アレジ)を除く、29人の総ポイントと、鈴鹿での獲得ポイントを比較してみよう(GT500戦績のみ)。
 参戦総獲得ポイントで最多はNo.38 立川祐路の1221.5点。次点はNo.23の松田次生で、この2人だけが1,000点超だ。しかし、鈴鹿の総獲得ポイントでは、松田(237点)が立川(203点)を逆転する。松田は近年も鈴鹿戦では滅法強いのだが、これはやはり地元が鈴鹿市にほど近い三重県桑名市で、少年時代から鈴鹿に親しんでいる利なのだろうか?

 さて1レース当たりの平均獲得ポイントでみると7.13点でNo.23 ロニー・クインタレッリとNo.8 福住仁嶺が並ぶ(小数点以下まで追うとクインタレッリが上になる)が、鈴鹿での平均獲得ポイントをみると、クインタレッリが9.57点でトップとなり、2番手にはNo.36 関口雄飛が8.89点で続く。関口は総平均獲得ポイントでは上位に入っていないので、鈴鹿のレースで強く、目に見える結果を残していると言える。ちなみに鈴鹿最多勝は松田の5回、クインタレッリと立川が4回となる。やはり2020年、2021年に開催された鈴鹿の3大会を全て優勝で飾っている松田とクインタレッリのコンビが強さを発揮している。今季4連覇のかかるこの二人の走りに期待がかかる。

 そして"鈴鹿強者"の強い印象を与える数値として、表彰台獲得率を算出してみた。その最高値は驚異の50%で、2人いる。だたしその内の1人、No.37 サッシャ・フェネストラズは参戦数が2戦と少ないので、これは参考値としよう。残りの1人、真の鈴鹿表彰台獲得率最高の50%を誇るのは、No.100 山本尚貴だ。鈴鹿のGT500参戦14回で7回の表彰台(うち1勝)は、まさに「鈴鹿が得意」の証だろう。

過去のデータから導き出される、JGTC & SUPER GTの「SUZUKA マイスター」は?

 獲得ポイント最多の松田、平均獲得ポイント最上位のクインタレッリ、そして表彰台率トップの山本、ここではこの3人に"鈴鹿マイスター"の称号を贈ろうと思う。是非この3人の第3戦(5月28-29開催)での活躍に注目してほしい。

※上記記録は1994年(全日本GT選手権)から2021年までのデータを集計したものです。

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