〜JGTC & SUPER GT Legend〜
本山・脇阪・道上の強さ、速さを数字でひも解く

鈴鹿サーキット60周年 特別デモラン『群雄割拠 JGTC 〜SGTの礎となった時代〜 』
ドライバーは本山哲、道上龍に決定

 2022 SUPER GT 第3戦では、鈴鹿サーキット60周年記念イベントの一つとして、SUPER GTのルーツであり、1994年から2004年にかけて行われ人気を博した「JGTC(全日本GT選手権)」のマシン3台のデモランが実施される。

 デモラン&展示されるマシンとそのドライバーは、Castrol 無限 NSX(2000年)が道上龍氏、Esso Ultraflo スープラ(2002年)が脇阪寿一氏、そしてザナヴィ NISMO Z(2004年)が本山哲氏だ。デモランの前にはトークショーも予定されているので楽しみにしていただきたい。

同時代に覇を競ったレジェンド、本山・脇阪・道上の強さ、速さを数字でひも解く

 さて、2000年前後からSUPER GT/JGTC(全日本GT選手権)を追っているファンにとってのGT500クラスのヒーローと言えば、NISSANの本山哲選手(170戦)、TOYOTA/LEXUSの脇阪寿一選手(137戦)、Hondaの道上龍選手(141戦)には多くの票が入るのではないだろうか(参戦数はGT500クラスのシリーズのみ集計)。この3名とも1990年代終盤からGT500クラスで頭角を現し、2000年に道上選手が2人に先んじてGT500クラスチャンピオンを獲得。その後、脇阪選手は2002年に、本山選手も2003年にタイトルを手にし、両選手とも計3回ものタイトルを獲得している。まさに、同時期にしのぎを削ったレジェンドドライバーである。

 さて同時期に活躍したこの3人のドライバー、いずれもチャンピオンであり強かった印象は強いが、実際はこの3人の中で誰が最も"数字"を残しているのか?調べてみた。
 勝利数で言えば、本山選手が通算16勝と群を抜き、脇阪選手は11勝、道上選手の8勝の順となる。ポールポジションでは脇阪選手が10回、本山選手7回、道上選手6回。強かった印象からするとこの辺りは思いのほか少ない気もするが、予選アタックは若い選手に任せた時期も長いため、と言えよう。表彰台獲得では、本山選手が46回と、決勝での"強さ"を数字で証明している。
 では、鈴鹿サーキットで「速い」「強い」のは3人のうち誰だろうか?鈴鹿戦の勝利数・ポール獲得数を調べてみよう。

 結果は鈴鹿で3勝&ポールポジション2回の脇阪選手。通算勝利では上の本山選手だが、鈴鹿では1勝のみ、ポールポジションも1回だけだった。だが表彰台は11回と、脇阪選手の8回を上回る安定感はさすがと言える。鈴鹿においてはハマれば強い脇阪、安定感の本山といった感じだろうか。なお道上選手は鈴鹿では未勝利で、ポールポジションも無かった。これはなかなか意外な事実と言えるのではないだろうか。

 2022 SUPER GT 鈴鹿での第3戦では、本山氏・脇阪氏・道上氏によるデモランとトークショーが予定されている。どんな走りとトークが楽しめるのか、当日を期待して待とう。
 

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