今季話題のNissan Z GT500。先代のフェアレディZが残した記録は?

 2022年SUPER GTで最大の話題は、やはりGT500クラスの新型車「Nissan Z GT500」の参戦と言えるだろう。GT-RからZへの変更に伴い、 Nissan陣営は空力だけでなく、「エンジンを含めレギュレーションで変更が許されている箇所のほとんど全てに手を入れている」とのこと。Nissanはここ数年GT500クラスのチャンピオンから遠のいているだけに、新型Zの活躍には1年目から大いに期待したい所だ。

 さてNissan Zだが、この先代に当たる「日産フェアレディZ」も、実はSUPER GTとその前身であるJGTC(全日本GT選手権)に、2004年から2007年までの4シーズンで33戦を戦っている(シリーズのみ集計)。Z復活に先立ち、改めて先代Zの記録を振り返って、今年のZの活躍を占ってみたい。

2004年〜2007年の表彰台獲得率で他を上回る

 先代Zはデビュー初戦の2004年の開幕戦岡山(当時名称はTIサーキット英田)で、No.22 モチュール ピットワーク Z(ミハエル・クルム)がポールポジションを獲得し、決勝ではNo.1 ザナヴィ ニスモ Z(本山哲/リチャード・ライアン)が優勝。以来、33戦で9勝/ポールポジション8回を記録している。また表彰台には26戦で上がっている(うち表彰台2台は8回)。表彰台の獲得率は78.8%で、この4シーズンの通算ではTOYOTA/LEXUS車(スープラとSC430)の72.7%やHonda車(NSX)の57.6%を凌ぐ成績をマークしているのだ。

鈴鹿では100%の表彰台獲得率

 鈴鹿サーキットにおいて先代Zは6戦を走っており、優勝は2004年第7戦と2006年第6戦の計2勝、ポールポジションは2006年第6戦と翌年第6戦で計2回。そして表彰台に上がったレースは6戦、つまりZは鈴鹿で100%の表彰台獲得率を記録しているのだ。

 近年もNissan陣営は2020年、2021年と連続でNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が鈴鹿サーキットで勝利しており、非常に得意としている。そのマシンをベースに、更に各部を進化させた今年の新型Zにも、鈴鹿で表彰台を争う激しいバトルを期待したい。

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