スーパーフォーミュラ最終戦 JAF鈴鹿グランプリ

重傷を負ったティアゴ・モンテイロがWTCR鈴鹿戦にHonda・シビックで帰ってくる! 415日ぶりのレースに「希望を決して捨てなかった」

元F1ドライバー ティアゴ・モンテイロ 日本ラウンドが行われる鈴鹿サーキットでレース復帰 元F1ドライバー ティアゴ・モンテイロ
日本ラウンドが行われる鈴鹿サーキットでレース復帰
 元F1ドライバーで2012年からはHondaの世界ツーリングカー選手権(WTCC)ワークスドライバーとして活躍したティアゴ・モンテイロ。2017年に起きたテスト中のアクシデントによって頭部と頸部に重いダメージを負ったポルトガルの英雄は、事故後、1年以上に渡って療養を継続してきたが、ついに世界ツーリングカー・カップ(WTCR)の日本ラウンドが行われる鈴鹿サーキットで、415日ぶりにレース復帰を果たすことになった。

 ペドロ・ラミー以来のポルトガル人ドライバーとして2005年にジョーダン、2006年はミッドランドからF1に参戦したティアゴ・モンテイロは、翌2007年からWTCCに活躍の場を移すと、2012年シーズン途中からHonda・レーシングJASと契約。同年の日本ラウンドの舞台となった鈴鹿サーキットで、HondaワークスドライバーとしてのWTCCデビューを飾っている。
2012年シーズン途中から HondaワークスドライバーとしてWTCCデビュー 2012年シーズン途中から
HondaワークスドライバーとしてWTCCデビュー
 そんなティアゴ・モンテイロが不運に見舞われたのは2017年9月のこと。スペイン、カタロニア・サーキットで行われていたシビックWTCCのテスト中に大クラッシュを喫したティアゴ・モンテイロは、骨折等の怪我はなかったものの、頭部を中心に大きなダメージを受け病院に搬送された。

 以後、医師の指示の下で療養生活を送りながら2018年シーズンの復帰参戦を目指したが、当時は動体視力に不安があるとしてレース復帰は見送られた。

 そうしたなかで迎えた今年7月、ティアゴ・モンテイロは、2019年に本格復帰することを発表するとともに、2018年後半の復帰を示唆。これが10月26日(金)〜28日(日)に鈴鹿で開催されるWTCR第9戦「JVCKENWOOD Race of Japan」で実現することとなった。

 実に415日ぶりに実践復帰を果たすティアゴ・モンテイロは、「どれから話し始めたらいいのか分からない」と話し始めた後、「かなり惨めに思われるような時間もあったが、絶対にこの日がやってくるという希望を、決して捨てたりはしなかった」と長かった治療期間を振りかえった。

「この1年間、レースに来ては自分がやっているはずのことを他のみんながやっているのを外から見て、気持ちの中では泣きたい想いだった」
「だから鈴鹿戦はかなり感極まると思うよ。何より、復帰戦をHondaのホームコースで迎えるんだ。ここは2012年に、僕が初めてHondaからWTCCに参戦を始めた特別な場所だ。(復帰戦は)療養している間、僕を支え続けてきてくれたHondaや担当医、家族、友人、ファンのみんなへの、最高の形での恩返しになると思う」

 まもなく迎えるWTCR第9戦「JVCKENWOOD Race of Japan」に向けて「今回はターゲットを設定せず、とにかく楽しみながら無理のないペースで自分の走りに徹する。そして、来年の本格復帰につなげるつもりだ」と鈴鹿戦、そして今後の語ったティアゴ・モンテイロ。

 WTCR鈴鹿ラウンドでは、久々に世界最高峰のツーリングカーシリーズに戻ってくるベテランが駆るHonda・シビックの走りはもちろん、その表情にも注目したいところだ。
WTCR鈴鹿ラウンドでレース復帰のティアゴ・モンテイロ Honda・シビックの走りに注目 WTCR鈴鹿ラウンドでレース復帰のティアゴ・モンテイロ
Honda・シビックの走りに注目

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