初心者向けガイド

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STEP1「MFJGPってどんなイベント?」

バイクレースの最速決定戦! 「全日本ロードレース」最終戦がMFJグランプリ!


全日本ロードレースの最終戦として開催されている「MFJ-GP」。正式名称は『2024 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦 第56回MFJグランプリ スーパーバイクレースin鈴鹿』。

排気量やレギュレーション(ルール)の異なる4つのカテゴリーで、それぞれのカテゴリーのライダーたちが日本一を目指し、2024年シーズン最後の熱い戦いを繰り広げる。
例年ドラマチックな展開が繰り広げられる最終戦だけに、今年のレース展開にも期待が膨らみます!
 
MFJグランプリってどんな大会?
4つのカテゴリーで日本一を競うロードレースの大会。
開催されるのは日本各地のサーキットで、今年はMFJグランプリの舞台となる鈴鹿サーキット(三重県)のほかに、スポーツランドSUGO(宮城県)、モビリティリゾートもてぎ(栃木県)、筑波サーキット(茨城県)、岡山国際サーキット(岡山県)、オートポリス(大分県)で開催されています。

  • J-GP3・・・レース専用の250ccマシン
  • ST600・・・市販車の600ccモデルをベースにしたマシン
  • ST1000・・・市販車の1000ccモデルをベースにしたマシン
  • JSB1000・・・ST1000よりも改造範囲が広く、国内最高峰のクラス

中でもJSB1000クラスは、Honda(CBR1000RR-R)・Kawasaki(ZX-10RR)・SUZUKI(GSX-R1000R)・YAMAHA(YZF-R1)と言った国内メーカーに加え、イタリアのDUCATI(Panigale V4R)、アプリリア(RSV4 Factory1100)、ドイツのBMW(M1000RR)のマシンもエントリーしているので、見た目だけでなくサウンドの違いも楽しめる。
 
レーシングマシンは何が違う?
ヘッドライトやウインカー、ミラー、ナンバープレートなど保安部品と呼ばれる、公道走行に必要な部品などを取り除き、速く走ることに最適化されているのがレーシングマシン。そのため、市販車がベースとなるST600、ST1000、JSB1000のマシンは保安部品を取り外した上で、各クラスのレギュレーション(ルール)に適合するパーツが装着されている。速く走るためにどんなマフラーを装着しているか?他にどんなパーツを使っているかなど、マシンを注視するのもレースの楽しみのひとつ。

 
どんな選手がいるの?
JSB1000では、"絶対王者"のYAMAHA FACTORY RACING TEAM 中須賀克行選手を、若手ライダーたちが追う形で、最終戦までしのぎを削っている。
各クラス共通で、マシンの前後にゼッケンがついている。赤い下地に白文字のゼッケンは前年度ランキング1位~10位の証明で、数字はランキングを示しています。誰が速いライダーか分からない、そんなときはゼッケンにご注目ください。
 

STEP2「チケットはどれを買えばいい?」

レースイベントを観戦するためには、そのイベントの「チケット」を購入する必要がある。
ただチケットには色々な種類があるので「チケット一覧を見てもどれを購入したら良いのか、よくわからない…」と言う方も多いはず。
そんなわけで、MFJGP初心者の方におすすめのチケットを紹介!

■16歳~23歳は"レース" も "アトラクション" も "パドックパス" も全部 "無料"!

「16-23 ZERO円パス」が "超お得"

16歳~23歳の方は10月26日(土)~27日(日)有効のチケットとして…
  • 鈴鹿サーキット入場
  • 鈴鹿サーキットパークのアトラクション乗り放題
  • MFJ GPレース観戦券 ※「自由席」に入場可能
  • パドックパス→詳しくはこちら
これらすべて"無料"の超お得なチケット。

レース目的はもちろんだが、アトラクション目的の来場でも、超お得な2日間が約束されている"スペシャルデー"なのだ。

自由席観戦券

  前売券
大人(24歳以上) 4,500円
U23(高校生~23歳) 3,800円 → 無料
小・中学生 3,200円
3歳~未就学児 2,100円
 

パドックパス

大人(高校生以上) 7,000円 → 無料
子ども(3歳~中学生) 3,000円

なんと、10,800円分が"無料"で楽しめてしまうのだ!
10月14日(月)までの事前登録が必要なので、お見逃しなく。
事前登録の詳細はこちら


好評につき、追加受付を行います! 
申込期限:10月15日(火)~10月27日(日) 15:30
事前登録の詳細は
こちら

16-23 ZERO円パスで鈴鹿サーキットを一日中遊びつくしてみた。

観戦エリアマップ

「16-23 ZERO円パス」で観戦できるのはV1、Q1、Q2、A、I、B1、B2、C、D、E、R、S、そして西コースエリアの自由席。
ご覧の通り、自由席でも様々な場所から観戦できる。お気に入りの観戦スポットを見つけよう!

STEP3「どんな服装&持ち物がいい?」

もちろん自分の好きなスタイルで自由に観戦するのが基本だけど、迷うようならコレを参考にしてみて!

服装

  • (1)帽子
    秋でも日差しが強い日もあるので、帽子は被った方が良い。ツバの広い帽子がおすすめ。
  • (2)上着とバッグ
    気温が高めなら半袖もアリだけど、その場合もいざという時に羽織れる長袖は持っていこう。バッグは両手が空くリュックがおすすめ。またスマホが取り出しやすいスマホショルダーやウエストポーチなどもあると便利。
  • (3)ボトムス
    歩きやすいパンツが定番。気温が上がりそうならロングスカートもあり。
  • (4)靴
    とにかく履き慣れた、歩きやすい靴を。気温が高くてもサンダルは非推奨。雨の心配がある場合は防水性のあるものだと快適。

持ち物

  • (1)モバイルバッテリー
    長時間の観戦ではバッテリーが心配になってくるので、しっかり充電した予備のバッテリーを用意しておこう。
  • (2)長袖の上着
    秋は朝晩に冷え込むことがあるので、いざという時に羽織れるように用意しておくのがおすすめ。
  • (3)双眼鏡・オペラグラス
    遠目のサーキットビジョンやリーダータワー、ピット作業などをしっかり見ることが出来る。
  • (4)カッパ・ポンチョ
    雨対策としては、傘に比べて場所を取らず、両手も空くのでカッパ・ポンチョがおすすめ。余り雨の心配が無さそうな場合でも、天気急変に備えて念のため用意しておこう。
  • (5)ビニール袋
    汗や雨で濡れてしまったタオルや衣服を仕舞う時に活躍。他でもあると何かと役立つので出来るだけ大き目で丈夫な材質のものを何枚か持っていこう。
  • (6)シートクッション
    長時間座ることも想定して、持ち運びしやすい折り畳み式のものを持っていこう。
  • (7)タオル
    暑い日には汗を、雨の日には雨水を拭うのに必須のアイテム。フードが付いた大き目のものは日除け・防寒にも役に立つ。
  • (8)日焼け止め
    秋でも日差しが強い日もあるので、お出かけ前に日焼け止めは念入りに。塗り直し用に現地にも持っていこう。
  • (9)現金
    会場内のキャッシュレス化は進んでいるものの、予期せぬ所で手持ちのデジタル決済方法に対応していない買い物や支払いが発生する場合もある。

STEP4「どうやって行ったらいいの?」

MFJGP開催期間は鈴鹿サーキット周辺道路の渋滞が見込まれるため、可能であれば電車やバスなどの公共交通機関での来場がおすすめ。
どちらにしても、当日慌てないようにあらかじめアクセス方法をしっかり確認しておこう。

県外からのアクセス【公共交通機関】

近鉄名古屋線・白子駅を使うルート。近鉄白子駅から三重交通バスに乗って鈴鹿サーキットを目指そう。
伊勢鉄道・鈴鹿サーキット稲生駅を使うルート。稲生駅からは約2kmの徒歩ルートになるが、ここは渋滞に捕まる心配は無いので時間の計算がしやすい。

県外からのアクセス【車・バイク】

大阪・京都・神戸からの推奨ルート

大阪・京都・神戸からの推奨ルート

大阪・奈良からの推奨ルート

大阪・奈良からの推奨ルート

東京・名古屋からの推奨ルート

東京・名古屋からの推奨ルート

三重県内の主要市街地からの所要時間

・四日市市街地から約40分
・津市街地から約30分
・伊賀市街地から約60分
・松阪市街地から約55分
・伊勢市街地から1時間10分

※渋滞のない通常期の時間です

前売駐車券

この画像はMFJGP期間中の鈴鹿サーキットの正面駐車場マップ。赤いエリアが前売で、青いエリアが当日用だ。
MFJGPでは早い段階で前売駐車券は完売になる。当日駐車場も午後には満車になるケースが多いので注意しよう。
バイクでご来場の方は、メインゲートから近いP1・P2・P3に無料で駐車可能。

STEP5「入場ゲートではどうすればいい?」

朝の入場ゲートは多くの人で混雑する。スムーズに入場できるように、事前にスマートフォンでMobilityStationにログインして、すぐにQRコードが表示できるようにしておこう。チケットの分配等は前日に済ませておきたいところ。

チケット毎の詳しい入場方法は下記リンク先のページで確認できる。

 

STEP6 おすすめの一日の過ごし方は?

初めて観戦に行くんだけど、どんな感じで楽しんだらいいのかな?というあなたのために、おすすめプランをご提案!

今回は国内最高峰のクラス"JSB1000クラス"の観戦を軸に紹介していく。
10月26日(土)に「JSB1000クラス 予選・決勝レース1」が、10月27日(日)に「JSB1000クラス決勝レース2」が行われる。
当日参加できるイベントや、鈴鹿サーキットパークでも2日間遊び放題なので、2日間のおすすめプランをどうぞ。

10月26日(土)

  • 09:00
    メインゲート到着
  • 09:35~10:15
    JSB1000クラス 予選を観戦
  • 10:20~12:00
    鈴鹿サーキットパークで楽しむ
  • 12:00~13:00
    昼食
  • 13:30~
    JSB1000 決勝レース1 (14周)
    ※スタート進行 13:05~
  • 15:30~17:00
    トワイライトクルーズ(バイクでご来場の方のみのイベント)
  • 17:15~
    帰宅(または宿泊場所へ)

09:00「メインゲート到着」

MFJGPでは鈴鹿サーキットの複数の入場用ゲートがオープンするが、初めての場合はとりあえず『メインゲート』を目指そう。

ゲートでチケットのQRコードを提示して入場したら、鈴鹿サーキットの風景を楽しみながら、自分の観戦券で観戦可能な座席に向かおう。

09:35~10:15「JSB1000 予選を観戦」

09:30頃までに座席について、決勝でのスタート位置を決める重要な戦い『予選』を観戦しよう。

10:20~12:00「鈴鹿サーキットパークで楽しむ」

GP RACERS

GP RACERS

モトファイター

モトファイター

MFJGPの観戦券には土日2日間の「パークパスポート」が付帯しているので、これを使わない手はない。今回はレーシングコースに近いエリアにある、おすすめのアトラクションを2つご紹介。

おすすめアトラクション①『GP RACERS
GPレーサーズは、レースで活躍するトップライダーたちが体感する。スピード・重力・コーナリングなど、本格的なレーシングバイクのライディングを体験できるバイク型コースター。GPレーサーズはタイトなコーナーが続くテクニカルコースを実際のライダーが行うような "速く""鋭い"角度をつけたコーナリング体験が可能だ!

おすすめアトラクション➁『モトファイター
お子さまから大人まで、本気になってタイムアタックが楽しめるレーシングバイク。
S字やヘアピンなどのF1日本GPや鈴鹿8耐を開催する鈴鹿サーキットレーシングコースの特徴を取り入れたコース。鈴鹿を走るライダーの気持ちになって走ってみてほしい!

12:00~13:00「昼食」

パークで遊んだ後はランチタイム。
レーシングコース周辺に臨時で立ち並ぶ「レース飯」にするか、常設の椅子・テーブルのあるパーク内のレストランを利用するか悩みどころ。
MFJGP期間中、コース周辺には様々なグルメを扱う店舗やキッチンカーが並ぶ。ご飯もの、麺類、串、スイーツまで様々な種類があり、全てテイクアウト可能だ。

ぜひ、フードマップを参考にお店を選んでほしい!【フードマップ

13:30~「JSB1000 決勝レース1 (14周) 」

13:30、いよいよ本日のメインイベント、JSB1000 決勝レース1がスタート。
基本的には鈴鹿サーキットフルコース5.821kmを最も速く14周走ったライダーの勝利となる。

15:30~17:00「トワイライトクルーズ(バイクでご来場の方のみのイベント)」

バイクで来場されている方は、愛車でレーシングコースが走れる「トワイライトクルーズ」に参加可能。
法律上可能な車両であれば、タンデム走行も可能だ。

バイクから見える鈴鹿サーキットの景色は、下記動画を参考にしてほしい。
ぜひとも愛車で、鈴鹿サーキットを走り一生の思い出を作っていただきたい。
 

17:15~「帰宅(または宿泊場所へ)」

決勝レース、表彰式を観終わりイベントも終了後、帰路(または宿泊場所)へ。
ただこの時間に他のファンも一斉に退場するため、車での来場の場合は周辺道路が混雑する。なので時間が許す限り、余韻に浸りながら会場内を散策したり、お土産を見て渋滞を避けるのもアリ。

なお2024年10月26日(土)の鈴鹿市の日没は17:07、パーク営業時間は17:30までとなっている。

10月27日(日)

  • 08:30
    ゲート到着(メインゲート、南ゲート)
  • 09:10~09:25
    JSB1000 ウォームアップ走行を観戦
  • 10:00~11:00
    GPスクエア散策
  • 11:00~12:00
    webオートバイpresentsパドックトーク(※観覧にはパドックに入場可能なチケットが必要です)
  • 12:00~13:00
    昼食
  • 13:35~
    JSB1000 決勝レース2(16周)
  • ST600クラス 決勝レース終了後~16:45頃
    ホームストレートウォークに参加
  • 17:00
    帰宅

08:30「ゲート到着」

観戦席の場所は前日に把握しているので、2日目は「メインゲート以外のゲート」もチェックして、そちらの方が移動が楽であれば試してみよう。

「南ゲート」はGPスクエアの直ぐ隣りにあり、特に伊勢鉄道「鈴鹿サーキット稲生駅」方面から来場する場合に便利だ。
 

09:10~09:25「JSB1000 ウォームアップ走行を観戦」

13:35から始まる、レース2に向けて各ライダーがマシンと自身の最終チェックを行う。
ウォームアップの時点で各車、大迫力で走り抜ける。

10:00~11:00「GPスクエアの散策」

GPスクエア(グランドスタンド北側の広場)に行ってみよう。

GPスクエアにはバイクメーカー、パーツメーカーなどのPRブースなどMFJGP期間中ならではのブースが立ち並んでいる。
決勝レース後は混んでいたり、完売して無くなってしまうものも増えるので、出来ればこのタイミングまでに行ってみることをおすすめする。

11:00~12:00「webオートバイpresentsパドックトーク観覧」

16-23 ZERO円パスホスピタリティラウンジのパスをお持ちの方はぜひとも、「webオートバイpresentsパドックトーク」を観覧してほしい。<10/21更新 ご入場いただけるパスに誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。>

普段は聞けないトーク内容や、ライダーたちの内面を知れるチャンスなので"推しライダー"を見つけるチャンス。
自分の"推しライダー"が出演するスケジュールを要チェックだ!(出演スケジュールは決まり次第、随時追加予定)

12:00~13:00「昼食」

決勝レース観戦に備えて、ランチタイム。

「プッチタウンキッチン」「ぶんぶんのパンケーキやさん」は屋内で食事ができるので、寒い日やお子さま連れの場合などは特に重宝する。この季節には「秋の期間限定メニュー」もラインナップされているのでチェックしてみよう。

» パークレストラン 秋の期間限定メニュー

13:35~「JSB1000 決勝レース2(16周)」

13:35、いよいよJSB1000決勝レース2がスタート。
レースのルールは前日のレース1の14周から、16周に変わる。果たしてどんな結末が待ち受けているのだろうか?

ST600クラス 決勝レース終了後~16:45頃「ホームストレートウォーク」

※ホームストレートウォークイメージ

※ホームストレートウォークイメージ

2023年 JSB1000シリーズチャンピオン表彰式

2023年 JSB1000シリーズチャンピオン表彰式

レース終了後熱戦を繰り広げたホームストレートへ入場できる。
ST600表彰式とその後、シリーズチャンピオン表彰式をストレート上から観覧できるのに加え、MFJGPに参戦したレース車両も近くで見ることができる。

17:00「帰宅」

決勝レース後にも様々なイベントやトークショーが行われるので、ついつい時間を忘れてしまい、気付いた時には日が暮れていた…ということは「レース観戦あるある」だ。大いに楽しんだ後、疲れて車を運転する必要がある時は特に要注意。「家に無事に帰り着くまでがレース観戦」などという言葉もファンの間では良く交わされる。お土産と思い出を大事に持って、安全運転で家路につこう。

※内容は予告なく変更となる場合がございます。
※使用している写真・イラストはイメージです。