SUZUKA Sound of ENGINE 2018

Group C

Group C

  • NISSAN SILVIA TURBO C Nichira March 83G

     1983年からスタートした全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)シリーズに合わせてニッサンが投入したシルビア・ターボC。1983年の鈴鹿1000kmでは星野一義が耐久王者ポルシェ956が持つコースレコードを一気に7秒以上も短縮する驚異的なタイムで予選ポールポジションを獲得するなど、存在感を見せつけた。

  • MCS Guppy

     数々のレーシングカーを制作してきたムーンクラフトが1983年の全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)に参戦させたマシン。大パワーターボエンジンのC1クラスに対し自然吸気エンジンのC2クラスマシンだったが、1983年の鈴鹿1000kmではポルシェ956、トヨタ83CなどのC1マシン相手に総合3位に入る大健闘を見せた。

  • TOYOTA TOM'S 85CL

     1983年からグループCマシンによるJSPC(全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権)がスタートし、トヨタは83Cを投入。シリーズは初年度からポルシェが強く956、962Cと進化しシリーズを席巻したが、1985年トヨタは85Cを投入し5チームが参戦。ポルシェ勢と互角以上の戦いを披露した。この年はトムス、童夢チームが85C-Lでル・マン24時間レースに参戦。トムスの中嶋悟、関谷正徳、星野薫組が総合12位に食い込み、日本車として初めてのル・マン24時間完走を果たした。

  • NISSAN R86V

     NISSANがル・マン24時間レース制覇を視野に全日本耐久選手権シリーズ(後のJSPC・スポーツプロトタイプカー選手権)に投入したのがR86V。V型6気筒3000ccツインターボ、680馬力以上のVG30ETエンジンを搭載。この年星野一義/松本恵二/鈴木亜久里が参戦したル・マン24時間も含め優勝はなかったが、全日本では3戦で予選1位・2位、フロントロウを独占する速さを見せた。

  • ADVAN alpha Nova Porsche 962C

     1983年から始まった全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)はポルシェ956、962Cが圧倒的な強さを見せシリーズを席巻。1989年は打倒ポルシェに燃えるトヨタ、日産のマシンがいよいよ反撃開始。トヨタ89C-Vが強さを見せたもののポルシェの牙城は崩せず、台風で延期となり最終戦として開催された鈴鹿1000kmを制したADVAN alpha Nova 962Cの高橋国光/スタンレー・ディケンズ組が逆転でシリーズチャンピオンを獲得した。

  • NISSAN R90CK #23

     ル・マン24時間レースを含む世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)に参戦するために製作したもので、エンジンは日産製、シャーシはイギリスのローラに製作を依頼。1990年のル・マン24時間レースではヨーロッパのNME(ニッサン・モータースポーツ・ヨーロッパ)と、アメリカのNPTI(ニッサンパフォーマンステクノロジー)から合わせて4台で参戦。そのうちの1台は日本車初のポールポジションを獲得、他の1台はレース中のファステストラップを記録した。

  • MAZDA 787B #202

     1991年のル・マン24時間レースで総合優勝を飾った#55がミュージアム入りとなった後、国内の全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)レースに参戦するため、ル・マン後に急遽製作された787B-003号車。国内レース専用マシンとして製作されたため、シャシーやカウル類には軽量化が施された。外観上はル・マン仕様には不可欠な高照度ヘッドライトがなく、レナウンカラーのグリーンとオレンジの配置が逆転されているのが大きな特徴となっている。
    【ドライバー】寺田陽次郎

  • NISSAN R91CP

     R90型から自社製となったマシンでの参戦となったNISSANのグループC活動。新設計のカーボンモノコックを採用したR91CPは、1992年のデイトナ24時間レースで長谷見昌弘/星野一義/鈴木利男組が日本人・日本車として初の総合優勝を飾った記念すべきマシン。搭載エンジンは3500ccのVRH35Z(V型8気筒DOHCツインターボ)で、参戦当時は800馬力の最高出力にまで到達した。このハイパワーを受け止める為に更なるチューニングをされたシャシーの採用など、優れたトータルバランスが、デイトナ24時間レース制覇という快挙を成し遂げた。
    【ドライバー】長谷見昌弘、星野一義

  • Peugeot 905

     グループCカーによる世界選手権は1992年に終焉を迎えたが、ル・マン24時間では93年もプジョーとトヨタの一騎打ちが見られた。3台のプジョー905が同じく3台体制のトヨタTS010を圧倒。2連勝に加え、表彰台を独占した。優勝はJ・ブラバム/C・ブシュ/ E・エラリー組。シャシー設計はアンドレ・ドゥ・コルタンツで、カーボン製モノコックは仏航空機メーカーのダッソーが製作。NA3.5リッターV10エンジンは当時のF1に合わせたCカー規定によるもの。プジョーは翌1994年にエンジンサプライヤーとしてF1参戦を開始した。

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