鈴鹿8耐 Webマガジン

第18回 2020鈴鹿8耐Webマガジン
鈴鹿8耐11月決戦。名監督、それぞれの作戦

藤井正和監督

藤井正和監督

2006年、そして2011年、2012年の鈴鹿8耐連覇を果たしたF.C.C. TSR Hondaを率いる藤井正和監督。現在はEWC世界耐久選手権にF.C.C. TSR Honda Franceとしてフル参戦し、2017-2018シリーズでは世界の頂点に立った。
「今年の鈴鹿8耐は、真夏の大会から秋の陣に変更になったけど、開催に向けて準備を進めてくれているのがとても嬉しい。11月開催だと、レース終盤では路面温度が下がるだろうけど、ル・マン24時間では昼夜の温度差が桁外れに大きくて、そういう環境で我々は戦っているので心配していない。鈴鹿8耐は、優勝できればもちろん嬉しいよ。でも、獲得ポイントが大きい24時間レースのボルドールが今シーズンは2回開催となったので、今後のル・マン24時間、そしてボルドール24時間のレース次第で逆転チャンピオンの可能性が出てくる。マシンも独自に開発を進めていて、24時間レースで威力を発揮してくれると信じている。だから鈴鹿8耐はEWCシリーズの一戦として、しっかりと戦ってチャンピオンを取り戻す場にしたいね」

 
本田重樹総監督

本田重樹総監督

2010年、そして2013年と2014年の鈴鹿8耐で優勝経験を持つMuSASHi RT HARC-PRO.Honda。その指揮を執るのが本田重樹総監督だ。
「鈴鹿8耐の11月決戦というのはなかなかイメージできないけれど、昨年のMFJ-GP鈴鹿が同じ時期(※11月2日予選、同3日決勝)にあって、そのデータが生かせると思うな。予選で(高橋)巧選手が2分03秒592のスーパーラップを記録しているけれど、この時期の鈴鹿サーキットはエンジン、タイヤにとってすごくいいコンディションにある。だからタイムが伸びることが予想されるけれど、鈴鹿8耐で重要なのはタイムだけじゃない。タイムが上がれば燃費の問題が出てくる。ピットアウトからのアウトラップではタイヤが温まっていないからタイムも落ちるし注意も必要。この辺をしっかりと計算する必要がある。
昨年のMFJ-GP鈴鹿のレース2は20周のレースだったから、プラス数周が鈴鹿8耐での1スティントになる。こう考えれば、アウトラップさえ気をつければタイヤライフに関して大きな問題はない。ただ、昼と夕方の気温差が激しく、路面温度にも影響するので、この辺にも注意が必要だね」


 
加藤陽平監督

加藤陽平監督

鈴鹿8耐では1978年の第1回大会、そして1980年、2007年、2009年に優勝しているヨシムラ。今年はEWC世界耐久選手権のトップチームS.E.R.T.に帯同してその活動をサポート。今年の鈴鹿8耐でのチーム体制は未定だが、ヨシムラのマシン開発ライダーに渡辺一樹を迎えてパワーアップを図る。
「鈴鹿8耐の11月開催は想像ができないですね。ただ、この時期の鈴鹿サーキットではタイムが上がる傾向なので、この辺は鈴鹿8耐でも同様だと思います。しかし、そうなると燃費に影響が出るし、昼と夕方の寒暖差が激しいのでタイヤにどのような影響が出るかにも注意が必要です。ただ、様々なデータ収集は真夏の鈴鹿8耐でも常にやっていることで、そう考えると11月開催となっても、決勝レースまでにやるべきことは変わりません。
今年、EWCのS.E.R.T.に帯同していますが、ボルドール24時間でEWCの面白さを知り、モチベーションも高まりました。24時間レースは、常に現状ベストを求められるレースで、戦っていて本当に刺激的です。鈴鹿8耐の体制はまだ決まっていませんが、8時間を現状ベストで戦います」

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