鈴鹿8耐 Webマガジン

第10回 2020鈴鹿8耐参戦権 vol.6
〜鈴鹿8耐トライアウト2ndステージ〜 3月9日改訂版

トライアウト2ndステージを勝ち抜き今年の鈴鹿8耐に駒を進めるのはどのチームか
トライアウト2ndステージを勝ち抜き今年の鈴鹿8耐に駒を進めるのはどのチームか

鈴鹿8耐トライアウト2ndステージは全日本第2戦もてぎ大会のレース1

新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して開催が延期されたNGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース。この大会では2020年MFJ 全日本ロードレースJSB1000の開幕2レースが予定されていたが、そのレース1は、今年の"コカ·コーラ"鈴鹿8耐の参戦権利を賭けたトライアウトの2ndステージで、出場を目指すチームやライダーはもちろん鈴鹿8耐ファンもどうなることかと気を揉んだことだろう。

そして今回発表された内容によれば、4月25日(土)・26日(日)にシリーズ第2戦としてツインリンクもてぎで開催されるJSB1000のレース1【4月25日(土)決勝】が、トライアウト2ndステージとなった。鈴鹿サーキットを走りこんできたライダーやチームにとっては難しい戦いになるかもしれないが、そもそも鈴鹿8耐出場を目指すライダーやチームは相応の実力を持っていることから、どのサーキットでも最高のパフォーマンスを発揮してくれることは間違いない。対して、鈴鹿8耐参戦を公言している新チーム、Keihin Honda Dream SIRにとっては有利な戦いとなる。なぜなら、ライダーの渡辺一馬はツインリンクもてぎがある栃木県出身で、清成龍一は埼玉県出身であり、ツインリンクもてぎがホームコースだからだ。なお、このチームの監督を務めるのは、鈴鹿8耐で最多ポールポジション獲得回数を持つ往年の名ライダー伊藤真一で、チーム名にあるSIは伊藤真一の頭文字。チームのデビュー戦であるのと同時に、フルモデルチェンジを受けたHonda CBR1000RR-Rのデビューレースでもあり、注目度は高い。

また、新型CBR1000RR-Rでの戦いとなる有力チームが、東京にチームの拠点を置くMuSASHi RT HARC-PRO.Hondaだ。同チームは鈴鹿8耐でこれまでに3勝している強豪チーム。エースライダーは昨年に続いて水野涼が務めるが、水野は群馬県出身で、ツインリンクもてぎがホームコース。昨シーズン後半では優勝を視界に捉えた素晴らしいパフォーマンスを見せており、今シーズンは期待度満点だ。
 
Hondaのトップチームの一角として注目される新チーム、Keihin Honda Dream SIRの清成(右)と渡辺(左)。監督は鈴鹿8耐で最多ポールポジション記録を持つ伊藤真一(中)
Hondaのトップチームの一角として注目される新チーム、Keihin Honda Dream SIRの清成(右)と渡辺(左)。監督は鈴鹿8耐で最多ポールポジション記録を持つ伊藤真一(中)
※車両は海外仕様のスタンダードバージョンです。

さて、改めてトライアウトについて解説しよう。今年の鈴鹿8耐に参戦するためには、参戦権利を獲得しなければならない。それがトライアウトと呼ばれるもので、合計3レースが対象となっている。その1stステージは、昨年12月に開催された2019-2020 EWC第2戦マレーシア/セパン8耐で、出場権利を獲得したチームのうち、16チームが仮エントリーを済ませている。そして2ndステージが、4月25日(土)・26日(日)にツインリンクもてぎで開催されるシリーズ第2戦JSB1000のレース1【4月25日(土)決勝】で、ここでトライアウト登録チームの上位10チームが出場権利を得る。もしここで参戦権獲得を逃すと、次は5月16日(土)・17(日)に鈴鹿サーキットで開催される2020 鈴鹿・近畿選手権シリーズ第2戦 鈴鹿サンデーロードレースのトライアウトFINALステージを残すのみ。今年の鈴鹿8耐決勝レースは例年よりも早い7月19日(日)であることから、チームにとっては一日も早く参戦権利を得て準備を進めたいところだ。
 
TRY OUTのロゴステッカー
TRY OUTのロゴステッカー

ツインリンクもてぎ大会がトライアウト2ndステージとなったことから、鈴鹿8耐参戦を目指して多くのチームがエントリーしてくることが予想される。トライアウト登録のチームのマシンには、フロントカウル前面にTRY OUTのロゴステッカーが貼られていることから一目瞭然だが、開幕レースとしての結果と共にトライアウト登録チームの順位にも注目が集まる一戦として、新たな見どころが増えたことになる。
 

JSB1000年間暫定エントリーリスト

No. ライダー チーム マシン タイヤ
1 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA YZF-R1 ブリヂストン
3 野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMAHA YZF-R1 ブリヂストン
8 秋吉耕佑 KOSUKE racing ブリヂストン
13 津田一磨 Team Baby Face YAMAHA YZF-R1 ブリヂストン
17 清成龍一 Keihin Honda Dream SIR Honda CBR1000RR-R ブリヂストン
19 中富伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ YAMAHA YZF-R1 ダンロップ
24 須貝義行 チームスガイレーシングジャパン ブリヂストン
25 亀井雄大 Honda Suzuka Racing Team Honda CBR1000RR-R ブリヂストン
28 児玉勇太 Team Kodama YAMAHA YZF-R1 ブリヂストン
33 渡辺一馬 Keihin Honda Dream SIR Honda CBR1000RR-R ブリヂストン
36 岩田悟 Team ATJ Honda CBR1000RR-R ブリヂストン
44 関口太郎 Team TARO PLUSONE BMW S1000RR ブリヂストン
71 加賀山就臣 Team KAGAYAMA SUZUKI GSX-R1000 ブリヂストン
72 濱原颯道 Honda Dream RT 桜井ホンダ Honda CBR1000RR-R ブリヂストン
75 前田惠助 YAMALUBE RACING TEAM YAMAHA YZF-R1 ブリヂストン
87 柳川明 will-raise racingRS-ITOH
634 水野涼 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda Honda CBR1000RR-R ブリヂストン
JSB1000で10度目のチャンピオンを狙う中須賀
JSB1000で10度目のチャンピオンを狙う中須賀

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