鈴鹿8耐 Webマガジン

第7回 2020鈴鹿8耐Webマガジン
Hondaの切り札CBR1000RR-R FIREBLADE SP登場!!

スーパーモンスターマシンで鈴鹿8耐で覇権奪還を目指す!!

2019年のイタリア・ミラノショーに出展されたHonda CBR1000RR-R FIREBLADE。1000ccのCBRでは2018年のCBR1000RR SP2を経て、満を持しての新スペックの登場だ。

まず注目したいのがその最高出力。新設計の水冷直列4気筒エンジンは14,500回転で160kWを発生。馬力に換算すると約217.5馬力のハイパワーエンジンで、昨年までのレースベース車両CBR1000RRが192馬力であったことから、一気に25馬力以上の大幅アップだ!! 2015年にデビューしたYAMAHAの新型YZF-R1が200馬力の大台に上げ、2017年デビューのKawasaki Ninja ZX-10RRも200馬力で続き、2019年には204馬力へと引き上げられて話題となったが、CBR1000RR-R FIREBLADE SPの登場は馬力競争に終止符を打つものだ。
 
最高出力はトップスピードに大きく影響することから、鈴鹿サーキットで最高速度がマークされる西ストレートで常時300km/hを超えることは間違いない。以前、Hondaマシンはトータルバランスの高さを保ちつつストレートスピードの速さがズバ抜けていたことから、ここを特化してストレート番長とも呼ばれた。もちろんレースはストレートの速さだけでは勝てないが、ストレートでライバルを打ち負かすことができるとなれば、ライダーはコーナーで必要以上にリスクを負わなくて済む。ましてそれがライバルと争い、バックマーカーに対処しなくてはならない鈴鹿8耐であればなおさらだ。

もちろんエンジンスペック以外も全てが新しい。外観からはHondaのMotoGP™マシンRC213Vを彷彿とさせる一面があるが、メカニズムの各所にRC213Vテクノロジーをフィードバック。フロントカウル内側に備えたダクトウイングは2018年型RC213V譲りで、空力特性も徹底的に磨きが掛けられている。
 
そしてこのマシンを、カタール/ロサイルサーキットでのプレストライアルイベントに参加したF.C.C. TSR Honda Franceのフレディ・フォレイが試乗し、従来モデルとは全くの別モノと、そのスペックと完成度に大絶賛だった。F.C.C. TSR Honda FranceはCBR1000RR-R FIREBLADE SPをベースにしたレース仕様マシンでFIM EWC 2019-2020第3戦フランス/ル・マン24時間を戦うことになり、現在はレース用パーツの開発を進めている状態だ。

1992年発売の初代モデルCBR900RRから継承されてきた開発コンセプトはトータルコントロールだ。そして今回のCBR1000RR-R FIREBLADEは、Total Control for the Trackとなり、サーキットユースでのパフォーマンスに舵を切っているのにも注目だ。
 
日本では3月7日・8日のモースポフェス2020 SUZUKA〜モータースポーツファン感謝デー〜、そして4月4日・5日の全日本ロードレース開幕戦NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースで見られるはずで、どのようなパフォーマンスを発揮し、レースでどのような記録をマークするのか今から楽しみだ。そしてこのマシンが鈴鹿8耐でのHondaの連敗を止める切札となる。
 
※マシンスペック、写真はUK仕様
※写真協力TSR/TECHNICAL SPORTS RACING

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※使用している写真・イラストはイメージです。

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