鈴鹿8耐 Webマガジン

第6回 2020年鈴鹿8耐参戦権 Vol.5
〜ライダーカテゴライゼーションってなんだ!?〜

ライダーカテゴライゼーションとは

今年の鈴鹿8耐に出場するには、一部チームを除いてトライアウトをクリアしなければならないということはこれまでに紹介した通り。ただし、ライダーカテゴライゼーションというシステムにより、すでに参戦権を得ているチームがある。

ライダーカテゴライゼーションは、簡単に言うとレースカテゴリーや成績によってライダーを格付けするものだ。そしてこれにより翌年の鈴鹿8耐シード権をかけた戦いが左右されるもので、カテゴリーIとカテゴリーIIに分類される。
カテゴリーI:以下の基準のうち少なくとも1つを満たすライダー
・2018年1月1日以降に FIM Grand Prix World Championship MotoGP™ Class に1大会以上参戦経験があるライダー。
・2019 FIM Grand Prix World Championships Moto2™ Classに年間参戦し、かつ2019年7月8日時点でランキング10位以内のライダー。
・ 2019 FIM Superbike World Championshipに年間参加し、かつ2019年7月8日時点でランキング15位以内のライダー。
・2019 British Superbike Championshipに年間参戦し、かつ2019年7月8日時点でランキング10位以内のライダー。
・2019 All Japan Road Race Championship JSB1000 Classに年間参戦し、かつ2019年7月8日時点でランキング10位以内のライダー。
・2019 Asia Road Racing Championship ASB1000 Class または SS600 Classに年間参戦し、かつ2019年7月8日時点でランキング5位以内のライダー。
・上記6項目の何れかに相当する実績を持つと組織委員会から判断されたライダー。
カテゴリーII:以下の基準のうち少なくとも1つを満たすライダー
・2019 FIM Grand Prix World Championships Moto2™ Classに年間参戦するライダー。
・2019 FIM Superbike World Championshipに年間参加するライダー。
・2019 British Superbike Championshipに年間参戦し、かつ2019年7月8日時点でランキング11〜20位以内のライダー。
・2019 All Japan Road Race Championship JSB1000 Classに年間参戦し、かつ2019年7月8日時点でランキング11〜20位以内のライダー。
・2019 Asia Road Racing Championship ASB1000 ClassまたはSS600 Classに年間参戦し、かつ2019年7月8日時点でランキング 6〜15 位以内のライダー。
・上記5項目の何れかに相当する実績を持つと組織委員会から判断されたライダー。
そしてカテゴリーIに分類されたライダー1名につき「5ポイント」、カテゴリーIIに分類されたライダー1名につき「3ポイント」が、そのライダーを登録するチームに与えられ、合計ポイントが「8ポイント以上」となった場合、そのチームは「プレミアチーム」に、合計ポイントが「7ポイント以下」となった場合、そのチームは「チャレンジャーチーム」に区分される。

そして「プレミアチーム」の内、鈴鹿8耐 第42回大会 決勝レース結果最上位チームと「チャレンジャーチーム」の内、鈴鹿8耐 第42回大会 決勝レース結果上位5チームが2020年鈴鹿8耐の出場シード権を得ることになる。
※シード権はチームに対して付与されるものであり、今年の鈴鹿8耐ではシード権を得ているチームでもライダー構成が変わる場合がある。
ジョナサン・レイ

ジョナサン・レイ

トプラク・ラズガットリオグル

トプラク・ラズガットリオグル

レオン・ハスラム

レオン・ハスラム

これに当てはめると、Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hは
ジョナサン・レイ 5ポイント
トプラク・ラズガットリオグル 5ポイント
レオン・ハスラム 5ポイント
合計15ポイントでプレミアチームとなり、最上位(優勝)を獲得したことでシード権を獲得。
また、Honda Dream RT SAKURAI HONDAは
濱原颯道 3ポイント
伊藤真一 0ポイント
作本輝介 0ポイント
合計3ポイントでチャレンジャーチームとなり、昨年の鈴鹿8耐でチャレンジャーチーム5位以内となりシード権を獲得。同様に下記チームもチャレンジャーチームとしてシード権を獲得している。
濱原颯道

濱原颯道

伊藤真一

伊藤真一

作本輝介

作本輝介

TEAM FRONTIER
Honda Suzuka Racing Team
TONE RT SYNCEDGE 4413
Zaif NCXX RACING & ZENKOUKAI
一足早くナイトセッションが見られるのが公開合同テスト1回目だ
一足早くナイトセッションが見られるのが公開合同テスト1回目だ

ひとあし早く鈴鹿8耐フィールを満喫できる
6月30日(火)〜7月2日(木)には公開合同テスト1回目

さて、ここからが重要ポイント。
トライアウト1stステージとなったマレーシア/セパン8Hはすでに終了したが、2ndステージは4月4日(土)・5日(日)に鈴鹿サーキットで開催されるNGKスパークプラグ鈴鹿2&4レースだ。そしてもしここで出場権を獲得できないと、5月に鈴鹿サーキットで開催される2020鈴鹿サンデーロードレースJSB1000/ST1000に出場して結果を残さなければならない。しかもこれがトライアウトFINALステージとなることから、一切のミスは許されない。

2017年には、"コカ·コーラ"鈴鹿8耐 第40回記念大会 出場選抜レース 8耐トライアウト 1stステージで、出場権獲得を逃したMORIWAKI MOTUL RACINGの清成龍一と高橋裕紀が鈴鹿サンデーロードレースに出場して話題となった。もちろん群を抜く速さで1-2フィニッシュを決め、晴れて鈴鹿8耐への出場権を獲得したが、有力チームにとっては何としてでもNGKスパークプラグ鈴鹿2&4レースでトライアウトを通過したいところ。

今年の鈴鹿8耐の決勝レースは7月19日(日)に行われるが、エントリーできるのは最大65チーム。暫定エントリーは6月8日に発表される予定で、6月30日(火)〜7月2日(木)には公開合同テスト1回目が行われる。
例年であればここで初めてナイトセッションが行われるため、一足早く鈴鹿8耐の雰囲気を体感できるし、エントリーするほとんどのライダーがこのテストに参加するため、推しライダーのサインももらいやすい環境だ。

果たしてトライアウトを通過して晴れの舞台に立つのはどのチームなのか。まずはトライアウト2ndステージのNGKスパークプラグ鈴鹿2&4レースに注目だ。
2020年 鈴鹿8耐のスターティンググリッドを賭けた戦い、それがトライアウトだ
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