鈴鹿8耐 Webマガジン

第3回 2020鈴鹿8耐参戦権
Vol.3〜セパン8時間のレース結果は!?〜

FIM世界耐久選手権EWC初開催となったマレーシア・セパン8耐は、雷雨により何とも厳しいレースとなった。

初開催のセパン8hは雷雨によってスタートが順延されるなど大波乱となった
予選では、MotoGP™ライダーのフランコ・モルビデリ、ハフィス・シャーリン、そしてスーパーバイク世界選手権ライダーのマイケル・ファン・デル・マークを擁するYamaha Sepang Racingが群を抜いた速さでポールポジションを獲得したのは予想通り。玉田誠監督が率いるHonda Asia-Dream Racing with SHOWAは、ライダーにとって地元の利が2番手という好結果につながった。そしてチャンピオン奪還を狙うF.C.C. TSR Honda Franceが3番手、以下にWEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE、BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM、YART-YAMAHAと続き、2019-2020開幕戦ボルドール24時間で優勝したSuzuki Endurance Racing Teamは11番手。そしてこのSuzuki Endurance Racing Teamに続いたのがTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWで、SSTクラスの最上位となった。

12月14日(土)の決勝レースは午後1時スタートでチェッカーは午後9時の予定だったが、この日は激しい雨がコースを叩き、スタートは順延に。その後、セーフティカー先導により隊列走行が行われたが、これも本格スタートにはつながらずに全車ピットイン。マシンは車検ピットに格納されることになった。

天候の回復を待ってレースが始まったのは午後6時で、残り3時間の戦い。そしてトップを争うYamaha Sepang Racingのファン・デル・マークとF.C.C. TSR Honda Franceのマイク・デ・ミリオが接触転倒。デ・ミリオはすぐにマシンを起こしてレース復帰するが、ファン・デル・マークはしばらくしてピットに戻りマシンを修復するなど大きく順位を下げてしまった。
トップを争ったYamaha Sepang RacingとF.C.C. TSR Honda France。この後、マイケル・ファン・デル・マークとマイク・デ・ミリオが接触して両者転倒
だが、その後にデ・ミリオは2度目の転倒を喫して大きくポジションダウン。連続2スティントをこなしたデ・ミリオの後を受けたフレディ・フォーレイは着実に順位を挽回し、13位にまでポジションを戻しチェッカーを受けた。また、Yamaha Sepang Racingもマシン修復後にレースに復帰し、こちらは7位でレースを終えている。

優勝したのはYART-YAMAHAだが、なんとニッコロ・カネパが連続3スティントの激走。優勝直後のインタビューでは『きょうはボクの日だ!!』とアドレナリンも全開。そして2位に入ったのが、日本にチーム拠点を置くHonda Asia-Dream Racing with SHOWAで、地元ライダーの応援団も大賑わい。3位にはBMWからフルサポートを受けるBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMが入った。
大波乱のレースを制したYART-YAMAHA。カネパの連続走行が光った


総合2位のHonda Asia-Dream Racing with SHOWA。玉田監督(右端)も満面の笑み


チェッカー直後、歓喜に沸くHonda Asia-Dream Racing with SHOWA


総合3位に入ったBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM
残念だったのはSUZUKI JEG-KAGAYAMAだ。浦本修充が2位を走る奮闘を見せたが、途中でマシンがストップし43位に。また、TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは、星野知也が得意のウエットコンディションで転倒したが、その後の追い上げで総合15位、SSTクラスで3位に入りクラス表彰台を獲得した。そしてこのレースがラストランと言われるKRP SANYOKOUGYOU & will raise RS-ITOHの井筒仁康も、最終スティントでは総合トップのカネパの後方を走り国際映像にその姿が映し出された。
SSTの表彰式。3位に TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWが入り、日本人3人が表彰台に立った


一時は2位を走り、優勝も視野に入ったSUZUKI JEG-KAGAYAMAの浦本。しかし、この後にマシントラブルに見舞われてポジションダウン
さて、このセパン8耐は2020鈴鹿8耐への出場権をかけたトライアウト1stステージ。鈴鹿8耐にスポット参戦するチームは一部を除いてこのトライアウトを通過しなければならないのだが、日本に拠点を置く各チームの成績は以下の通りで全チーム見事に完走。トライアウトの正式発表が待たれることになった。
2度の転倒でまたしても表彰台を逃したF.C.C. TSR Honda France。タイトル奪還に次戦のル・マン24hで勝つしかない


どんな環境でも的確なライディングを見せるEWCの名門S.E.R.T.ことSuzuki Endurance Racing Team


大久保光(右から2番目)が所属するNational Motos がEWCダンロップ・インデペンデントトロフィーの1位を獲得

EWCクラス

  • Honda Asia-Dream Racing with SHOWA
    EWCクラス2位
  • TEAM PLUSONE
    EWCクラス10位
  • Team Kodama
    EWCクラス16位
  • KRP SANYOKOUGYOU & will raise RS-ITOH
    EWCクラス17位
  • T.MOTOKIDS icu Takada I.W NAC SANYO
    EWCクラス22位
  • TransMapRacing with ACE CAFE
    EWCクラス23位
  • Yamashina Kawasaki KEN Racing & Auto Race UBE
    EWCクラス25位
  • TEAM SUGAI RACING JAPAN
    EWCクラス26位

SSTクラス

  • TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW
    SSTクラス3位
  • TEAM HANSHIN RIDING SCHOOL
    SSTクラス7位

チームコメント動画

No 10 KRP SANYOKOUGYOU & will raise RS ITOH

No.17 TEAM SUGAI RACING JAPAN

No.27 TransMapRacing with ACE CAFE

No.28 Team Kodama

No.51 T.MOTOKIDS ice Takada I.W NAC SANYO.MOV

No.69 Yamashina Kawasaki KEN Racing & Auto Race UBE

No.80 TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW

No.87 Team R2CL

No.88 Honda Asia-Dream Racing with SHOWA

No.98 TEAM HANSHIN RIDING SCHOOL

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