ここから始めよう〜鈴鹿8耐

鈴鹿8耐テスト&タイヤメーカーテスト情報(6月2日・3日)

HondaワークスHRCのCBR1000RR-R走る!!

6月2日・3日のテストで走行したHRCのCBR1000RR-R。ライダーは長嶋哲太
6月2日・3日のテストで走行したHRCのCBR1000RR-R。ライダーは長嶋哲太
昨年デビューしたHonda CBR1000RR-R。市販状態で驚異の218馬力を発生するなど注目度抜群のオートバイだ。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止策などにより、レース仕様へは思うように開発を進めることはできなかったようだ。
そして6月2日・3日の両日、多くの参加者に混じってHRCのCBR1000RR-Rが鈴鹿サーキットを疾走した。ライダーは長嶋哲太。マシンにはヘッドライトが装着されていたことから、耐久用、すなわち鈴鹿8耐用であることが予想される。
ベストタイムは2分6秒台で、2019年の鈴鹿8耐に置き換えるとポールポジションにマシンを並べる順調な仕上がりだ。なお、この2019年は、土曜日に予定されていたTOP10トライアルが台風のために中止となり、金曜日の計時予選順位(ライダーの平均タイム)がスターティンググリッドとなった。ちなみに計時予選での最速タイムは中須賀克行の2分5秒台で、これが唯一の5秒台だった。
現段階でこれだけのパフォーマンスを発揮するHRCのCBR1000RR-R。11月開催の鈴鹿8耐に参戦するのであれば、秋決戦まで約5ヶ月あることから、本番にはとてつもないマシンが登場することは間違いない。

世界チャンピオン原田哲也が鈴鹿8耐初参戦!!

原田監督率いるNCXX RACING with RIDERS CLUB。左からライダー長尾健史、原田監督、ライダー長尾健吾、ライダー伊藤勇樹
原田監督率いるNCXX RACING with RIDERS CLUB。左からライダー長尾健史、原田監督、ライダー長尾健吾、ライダー伊藤勇樹
1993年の世界グランプリ250ccクラスで、グランプリ初参戦にしてチャンピオンを獲得した原田哲也が鈴鹿8耐に初参戦する。と言っても、ライダーとしてではなく監督としての参戦。この原田監督プロジェクトは昨年も動いていたのだ、大会が中止になったことから今年へとスライド。テストデーに登録されたチーム名はNCXX RACING with RIDERS CLUBで、ライダーは全日本ロードレースの長尾健吾と長尾健史の長尾兄弟と、アジアロードレースの伊藤勇樹が加わる。
監督のライダーとしての経験値、ライダーのポテンシャルから、上位入賞が狙えるチームだ。

青木宣篤、鈴鹿8耐で現役生活にピリオド

今年の鈴鹿8耐で現役生活を終える青木宣篤
今年の鈴鹿8耐で現役生活を終える青木宣篤
全日本ロードレース、世界グランプリ、鈴鹿8耐などで活躍した青木宣篤が、今年の鈴鹿8耐で現役生活にピリオドを打つ。誰からも好かれるキャラクターで、常に先頭に立ってロードレース界を牽引してきた一人。
このテストでは、転倒して左足を痛め、初診で全治3ヵ月が伝えられたとのことで、早い回復が期待されるが、今年の鈴鹿8耐は11月開催なので、元気な姿が見られるはずだ。

テストに参加した岩戸亮介

鈴鹿8耐での動向が注目されるKawasakiの若きエース岩戸
鈴鹿8耐での動向が注目されるKawasakiの若きエース岩戸
2018年の全日本J-GP2チャンピオンで、2019年にKawasakiに移籍してJSB1000を戦った岩戸亮介。2020年はアジアロードレースに進出したが、新型コロナウイルスの影響で道は途中で閉ざされてしまった。
その2020年は、全日本ロードレース第3戦オートポリスのST1000にスポット参戦すると3位表彰台を獲得。成績以上に期待感を抱かせる力強いライディングがそこにあった。
そして今回のテストにはKRP三陽工業RS-ITOHから出走。RS-ITOHは、鈴鹿8耐で優勝経験を持つ井筒仁康監督率いるwill-riseracingRS-ITOHのチーム母体でもある。Kawasakiから岩戸の鈴鹿8耐出場はアナウンスされていないが、Kawasakiの若きエースとしての登場が期待される。

ピット裏で拾った秋決戦の鈴鹿8耐情報

鈴鹿8耐の11月開催はもちろん史上初。だからレースがどのような展開になるかは誰にも予想はつかない。しかし、そうしたなかでもチーム監督はさまざまなシチュエーションを想定して作戦を立てなければならない。
気温とともに湿度が下がる11月開催だと、エンジンに優しい環境となり、マシンは走る傾向で、夏の鈴鹿8耐よりもラップタイムが上がるはず、というのはこれまでも言われてきたこと。一方で、ラップタイムが上がるということは、燃費が厳しくなることも意味しており、本番までにこの燃費をしっかりと計算できる状態にしておくことが重要になる。また、ラップタイムが上がれば、タイヤへの負担も大きくなることが予想される。こうしたことをトータルで考えると「予選でスーパーラップが出る可能性は高いけれど、レースでの最多周回数は伸びないのではないかな」とAstemo Honda Dream SI Racingの伊藤真一監督は予想する。
そしてこのテスト期間で、11月ならば当然涼しいから、ライダーは3人体制ではなくて2人でも十分に戦える可能性があるのではないかという話が聞こえてきた。
鈴鹿8耐は、2人または3人のライダーが1台のマシンを乗り継いで、8時間でどれだけ長い距離を走れたかを競うレース。そして3人体制の場合だと、3人のライダーが納得するマシンを作らなければならず、どこかに妥協点が発生する可能性がある。対して2人体制ならば、マシン作りに関して妥協は生まれにくいというメリットがある。
今年の鈴鹿8耐は、ライダーエントリーは3人ながら、実際には2人で走り切るチームも出てきそうだ。
Astemo Honda Dream SI Racingの伊藤監督
Astemo Honda Dream SI Racingの伊藤監督

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