最終戦の鈴鹿8耐に向けて、EWCシリーズ開幕

EWC世界耐久選手権シリーズ第1戦フランス/ル・マン24時間(6月12日・13日)


いよいよ幕を開けた2021年のEWC世界耐久選手権。第1戦はル・マン24時間/フランスで6月12-13日に開催された。戦いの舞台となるブガッティサーキットは全長4.185kmなので、日本のサーキットではツインリンクもてぎ(4.8km)やオートポリス(4.674km)に近似値で、ここを優勝チームは24時間で約850周を走る。
 
ポールポジションを獲得したYART-Yamaha Official Team EWC
ポールポジションを獲得したYART-Yamaha Official Team EWC

ポールポジションを獲得したのはYART-Yamaha Official Team EWC。しかしスタートではエンジンがすぐにかからずにポジションダウン。
好スタートを切ったのはBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM。しかし、すぐにセーフティーカーが介入するアクシデントが発生。4周目にリスタートとなり、ここでトップに立ったのがYOSHIMURA SERT MOTULで、BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM、VRD IGOL EXPERIENCEと続き、高橋裕紀を擁するF.C.C. TSR Honda Franceは4番手。
だが、すぐにBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMが転倒。ピットに戻ってマシン修復を余儀なくされる。さらにVRD IGOL EXPERIENCEはマシントラブルでピットイン。
この後、トップはYOSHIMURA SERT MOTULとYART-Yamaha Official Team EWCの間で繰り広げられる。6時間を経過した時点で両チームの差は僅か30秒の激戦状態。しかし、その接戦も、YART-Yamaha Official Team EWCのマシントラブルで決着。350周を過ぎての出来事だった。
 
レース前半でトップ争いを演じた#1YOSHIMURA SERT MOTULと#7YART-Yamaha Official Team EWC
レース前半でトップ争いを演じた#1YOSHIMURA SERT MOTULと#7YART-Yamaha Official Team EWC

スタートから約12時間が経過し、レース折り返し時点では、YOSHIMURA SERT MOTULが単独首位。2番手には4ラップ遅れでF.C.C. TSR Honda France、3番手には5ラップ遅れでWEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE TRICSTAR、いずれのチームにも『日本』が関わっている。その後BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMがポジションを上げ、13時間経過時点でTeam Bolliger Switzerland #8を抜き、トップから13ラップ遅れの4番手となった。
だが、残り約5時間のところで2位を走っていたF.C.C. TSR Honda Franceのマシンにトラブルが発生。長いピットストップの間にTeam Bolliger Switzerland #8、SSTクラスのNational Motosが先行して6位にポジションダウン。マシン修復を終えたF.C.C. TSR Honda Franceはここから追い上げを見せるのだが、今度はジョシュ・フックの転倒でポジションを大きく落としてしまった。
 
今シーズン、高橋裕紀をチームに迎えた#5F.C.C. TSR Honda France。一時は2位を走行していたが、マシントラプルとフックの転倒で9位
今シーズン、高橋裕紀をチームに迎えた#5F.C.C. TSR Honda France。一時は2位を走行していたが、マシントラプルとフックの転倒で9位

優勝は、レース後半から終始トップを走り続けたYOSHIMURA SERT MOTUL。2位はWEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE TRICKSTARで、3位はBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM。F.C.C. TSR Honda Franceは10位でゴール。YART-Yamaha Official Team EWCはリタイアとなったが、この5チームがチャンピオン候補の最右翼と言っていいだろう。なお、4番手でチェッカーを受けたTeam Bolliger Switzerland #8は、その後に違反が発覚して失格。F.C.C. TSR Honda Franceは9位に繰り上がった。
 
速いペースで24時間を走り切った#1YOSHIMURA SERT MOTUL。スプリント耐久の異名を持つ鈴鹿8耐でも優勝を狙える速さだ
速いペースで24時間を走り切った#1YOSHIMURA SERT MOTUL。スプリント耐久の異名を持つ鈴鹿8耐でも優勝を狙える速さだ
SSTクラスの優勝は#55National Motos。総合でも4位入賞で、Honda勢での最上位となった
SSTクラスの優勝は#55National Motos。総合でも4位入賞で、Honda勢での最上位となった

ル・マン24時間 結果

順位 チーム マシン クラス 周回数 ピットイン回数 ピットインタイム合計
優勝 YOSHIMURA SERT MOTUL SUZUKI EWC 855Laps 24 32’59.940
2位 WEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE TRICKSTAR Kawasaki EWC 847Laps 27 41’57.440
3位 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM BMW EWC 842Laps 25 46’52.683
4位 National Motos Honda SST 830Laps 26 41’17.933
5位 BMRT 3D MAXXESS NEVERS Kawasaki SST 828Laps 29 50’07.443
6位 No Limits Motor Team SUZUKI SST 827Laps 24 1:01’19.256
7位 VRD IGOL EXPÉRIENCES Yamaha EWC 826Laps 28 1:02’28.409
8位 ERC Endurance Ducati Ducati EWC 819Laps 28 1:11’00.130
9位 F.C.C. TSR Honda France Honda EWC 816Laps 24 1:24’45.117
※チーム名はEWCリザルト表記に準じます。
※写真:EWC/TSR

※内容は予告なく変更となる場合がございます。
※使用している写真・イラストはイメージです。

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