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レポート > 小暮卓史が渾身のアタックで、ニューマシンHSV-010が見事ポール・ポジションを獲得!


2010年SUPER GT開幕戦「SUZUKA GT300km」が3月20日(土)に開幕した。この日は午前中にフリー走行が行われ、午後1時15分から予選基準タイム(各クラス上位3台の平均タイムの107%)をクリアするための45分間の公式予選1回目が、午後3時から
F1やフォーミュラ・ニッポンでおなじみのノックダウン方式予選が行われた。
ノックダウン方式予選は各クラス10分間ずつ3回のセッションに分けて行われ、S(セッション)1でGT500クラスは10台、GT300クラスは16台がS2に進出し、それ以降のタイムのマシンはグリッド決定となる。S2ではGT500クラスは7台、GT300クラスは10台がS3に進出、そしてS3でPP(ポール・ポジション)をかけたタイムアタック合戦が行われる。
GT500クラスはS1から波乱の展開となり、2007年のチャンピオンチームARTA HSV-010(R・ファーマン/井出有治組)が12番手でノックダウン。フリー走行でも速さを見せていたEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)も11番手でノックダウン。この波乱はS2も続き、フリー走行でトップタイム、S1でもトップタイムを記録していたPETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/A・ロッテラー組)が8番手でS3に進出できない結果となった。
S3に進出したのはMJ KRAFT SC430(石浦宏明/大島和也組)、ENEOS SC430(伊藤大輔/B・ビルドハイム組)、ZENT SERUMO SC430(立川祐路/R・ライアン組)、カルソニック IMPUL GT-R(松田次生/R・クインタレッリ)、RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)、ウイダーHSV-010(小暮卓史/L・デュバル組)、MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/B・トレルイエ組)。PPをかけて激しいタイムアタック合戦が繰り広げられる中、ウイダーHSV-010の小暮が1分53秒182を記録。ZENT SERUMO SC430の立川、MOTUL AUTECH GT-Rのトレルイエがそのタイムを追うがわずかに及ばず、小暮がHSV-010のデビューレースに嬉しいPPをプレゼントした。
「ニューマシンのデビューレースは1回しかないので、そのレースでPPを取れてすごくうれしい。明日の決勝はPPから逃げ切って優勝を狙いたい。」と小暮。しかし安定した速さを見せるSC430勢、常に上位に顔を出すカルソニック IMPUL GT-Rも優勝の可能性がある。さらには予選で後方に沈んだチームも、300kmのレースで上位に進出することが十分考えられる。21日(日)午後2時から52周で争われる決勝レースは、どのチームが勝つか、目が離せない展開となりそうだ。
GT300クラスもマッハGOGOGO車検 408R(玉中哲二/黒沢治樹組)が予選1回目にトラブルによりタイム計測ができないなど波乱の展開となったが、最終的にM7 MUTIARA MOTORS 雨宮 SGC7(谷口信輝/折目遼組)がPPを獲得した。
また「SUZUKA GT300km」はレース以外にも魅力満載だ。グランドスタンド手前のイベント広場「GPスクエア」のイベントブースでは「レースクイーンステージ」や「GTドライバートークショー」が開催されるとともに、学習をテーマにタイヤの重さ当てやマシンの色塗りコンテストなどが開催される「キッズエンジョイスペース」が登場する。他にも上空から鈴鹿サーキットを見下ろすことができるスペシャルな観戦スペース「激感スカイデッキ(有料・パドックに入場できるパスが必要)」や「優勝当てクイズ」、さらには決勝レース後の「メインストレート開放」や「優勝記者会見映像」の放映など、「SUZUKA GT300km」はレースもイベントも一日中楽しめる内容となっている。