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見どころ > SUPER GT戦国バトル勃発!!!選ばれし者たちのハイスピードバトルが幕を開ける!!

国内GTレースの頂点に君臨するSUPER GTシリーズが2010年、新しい時代に突入する。Hondaが満を持してニューマシンHSV-010 GTをシリーズに投入。ニッサンGT-Rが新エンジンを搭載して参戦してきたのだ。これでレクサスのSC430を加え、3メーカーがフロントエンジンリア駆動のFR方式、V型8気筒3400ccエンジンのSUPER GT規定投入に合致。同じ条件のもとに雌雄を決することになった。
開幕前に行われた一連の合同テストではSC430、GT-R、HSV-010が日替わりでトップタイムを記録するなど、まさに3メーカーの力が拮抗。しかも早々に驚異的な1分51秒台に突入。昨年の鈴鹿第2戦で記録した予選PP(ポール・ポジション)タイム1分53秒487を大きく上回る速さだった。鈴鹿サーキットでの今季開幕戦は誰が勝ってもおかしくない状況。しかもそれが未知の領域でのハイスピードで争われるのだ、今季SUPER GT開幕戦は、日本はもちろんのこと、まさに世界が注目する1戦となる。


鈴鹿開幕戦で注目されるのは、やはり昨年のチャンピオンSC430の脇阪寿一/A・ロッテラー組(PETRONAS TOM'S SC430)だ。同じくSC430の伊藤大輔/B・ビルドハイム組(ENEOS SC430)とともにテストでは終始トップタイム争いを展開していたほど。GT-R勢では一昨年のチャンピオン本山哲/B・トレルイエ組(MOTUL AUTECH GT-R)が健在で、今年もタイトル争いに加わりそうな勢いだが、同じGT-R勢で存在感を見せつけたのが松田次生/R・クインタレッリ組(カルソニック IMPUL GT-R)だ。闘将星野一義監督の元で気迫の走りを見せる松田次生が、移籍してきたクインタレッリを引っ張る形で好タイムを連発。チームIMPULに加わって今年で5年目、松田にとってはチャンピオンを狙う年と言っていいだろう。

そして開幕直前となった3月の鈴鹿合同テストではHSV-010の小暮卓史/L・デュバル組(ウイダー HSV-010)がトップタイムをマークだ。Hondaの秘密兵器ともいえるHSV-010がいよいよ本領発揮だ。5台が参戦するHSV-010勢の中で小暮組とともに注目なのが若手コンビの伊沢拓也/山本尚貴組(RAYBRIG HSV-010)。伊沢が3年目、そして山本はルーキーながらHonda勢の中では最も勢いがあり、開幕戦で周囲が驚く速さを見せるかもしれない。同じ陣営内での、そしてライバルとのバトル。今年のSUPER GTはまさに目の離せない対決が続きそうだ。



多彩な車種が参戦し、毎年タイトル争いが僅差のまま最終戦までもつれ込むのがGT300クラスだ。レクサスIS350、RX-7、フェラーリ、ガライヤ、紫電、フェアレディZ、ポルシェ、ランボルギーニなどがトップ争いを展開してきたが、その混戦にさらに拍車をかけるのが新たなチャレンジャーだ。
まずはマレーシアの新チームが参戦予定で、国内からはベテラン松田秀士と昨年、一昨年と紫電をドライブしてタイトル争いを繰り広げた吉本大樹の強力コンビがステアリングを握るアストンマーティンが参戦する。すでに合同テストでクラス4番手タイムをマークするなど、その実力の一端を披露しており、開幕戦鈴鹿から上位に食い込んできそうだ。
そして直前の合同テストで速さを見せたのが、吉本が昨年まで在籍し、06年、07年と2年連続チャンピオンチームと同ポイントを獲得しながら、上位入賞回数の差で無念の涙をのんだ紫電。これまでチームをけん引してきた加藤寛規の速さは健在で、開幕ダッシュを狙っている。
この紫電に続いたのが昨年のチャンピオン、IS350の織戸学/片岡龍也組、フェラーリF430の田中哲也/平中克幸組。やはり今シーズンも大混戦となるのは確実。GT500にも勝る激戦が鈴鹿からスタートする。
