SUZUKA Sound of ENGINE 2017

Goodwood

image

ファッションで楽しむヒストリックカー・レース

 もともと貴族のスポーツであったモータースポーツは、自慢の愛車や、パトロンを務めるドライバーの優劣を競う場でありながら、同時に紳士、淑女が着飾って集まる“サロン”としての役割も果たしていた。
 そうした古き良き文化のなごりを現在に再現しているのが、毎年9月にイギリス・グッドウッド・モーターサーキットを舞台に行われる“グッドウッド・リバイバル・ミーティング”だ。
 1948年にこのサーキットを開設したのは、現領主の第11代リッチモンド公チャールズ・ゴードン=レノックスの祖父にあたるフレデリック公。実はフレデリック公自身も1931年にオースティン・チームの一員としてブルックランズ500マイル・レースで優勝しているほどのクルマ好きでもあった。

image1

 グッドウッド・モーターサーキットは、1950年代に9時間耐久レース、60年代に入るとイギリス最高峰のGTレースであるRACトゥーリスト・トロフィーや、F1の非選手権など様々なレースが開催されるメジャーなコースとなったが、安全性と周辺への騒音問題を理由に1966年をもって閉鎖。以来、90年代にチャールズ公がレストアするまで、そのままの姿で保存されていたという、世界的に見ても珍しいサーキットである。
 そうした歴史をもつサーキットを舞台としたヒストリック2&4レースとして1998年からスタートしたグッドウッド・リバイバルは、1966年当時のまま残されているサーキットに敬意を表し、エントリー車両の参加資格はもちろん、サーキット内の設備や売店、エントラントやスタッフ、さらにはメディアや観客の服装にいたるまで、あらゆる物が1966年以前の世界に統一されるという“ドレスコード”をもったイベントとしても知られている。

image2
image3

 男性はハットを被り、ツイードのジャケットにネクタイ。女性はドレスというのが基本的なスタイルなのだが、中にはレーサーやメカニック、空軍士官、キャビンアテンダント、ロッカーズ、モッズなどに扮する人々もいる。
 そうした光景を見て「コスプレなんて恥ずかしい……」と思う方がいるかもしれない。でも、このイベントにおける観客は“ただのお客さん”ではなく、イベントを構成する重要な演者の一人なのだ。だから、コースもピットもパドックも観客席も、サーキットのどの風景を切り取っても、まるで60年代の世界にタイムスリップしたかのような、不思議な感覚にとらわれる。
  レジェンドドライバーや世界の名だたるVIPから、小さな子供たちにいたるまで、ここに集う人々が積極的に60年代の世界観に浸り、それぞれの役になりきって楽しむ姿は、モータースポーツの聖地イギリスならではの、伝統に裏付けられた贅沢で豊かな“遊び方”なのかもしれない。

image4

 もちろん日本とイギリスでは、風土も文化も違うが、せっかくのヒストリックカー・イベントをそれに似合うファッションや、スタイルで楽しむという考え方は、十分に“アリ”だ。
 来る11月18日、19日の『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017』では、エントラントも、観客の皆さんも、ちょっとだけオシャレをして、プレミアムなイベントの雰囲気を盛り上げるのに一役買って出てみてはいかがだろうか?

image5
image6
image7
image8

ページトップへ

モータースポーツ

(c) Mobilityland Corporation All Rights Reserved.
Kochira (Kochira family) is an original character of MOBILITYLAND designed by Mr. Osamu Tezuka. (c)TEZUKA PRODUCTIONS

ツインリンクもてぎ