
『国内トップフォーミュラレースの醍醐味』
4輪のタイヤが全て露出している単座席レース専用マシンをフォーミュラカーと呼ぶ。そのフォーミュラカーによる国内最高峰のレースシリーズが全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズだ。国内トップドライバーはもとより、海外からも優秀なドライバーが数多く参戦している。それというのも、このシリーズのコンペティションレベルが世界の最高峰F1に次いで高いという評価がされているからだ。
『フォーミュラ・ニッポン新時代』
国内トップフォーミュラレースシリーズの歴史は長い。1973年から現在に至るまで33年の間、何度かエンジン排気量などの変遷を経て続けられている。名称もF2000選手権からF2選手権、F3000選手権、そして1996年から現在のフォーミュラ・ニッポンシリーズが行われている。2003年のシーズンからは、参加する全てのマシンが同一のシャシー、エンジン、タイヤというマシンを用いるワンメイクレースシリーズとしてハードウエアーの優劣は無くなり、ドライバーのテクニック勝負のシリーズとなった。そして昨年11年目を迎えたフォーミュラ・ニッポンは、シャシー(イギリス-ローラ社製 ローラFN06)とタイヤ(ブリヂストン製)は同一だが、エンジンは、トヨタとHondaの2メーカーから供給されるものからいずれかをチョイスして闘われるようになった。11年目からフォーミュラ・ニッポンは、ハード面が改革されて新時代を迎えた。
『ドライバー対ドライバーの闘い』
単座席=シングルシーターレーシングマシンによるレースは、レーシングドライバーにとっては究極のバトルフィールドだ。ワンメイクレースのフォーミュラ・ニッポンではなおさらのこと、決勝レースのスタートが切られればマシンを操る個々のドライバーのテクニックを駆使した闘いがサーキットで繰り広げられる。1台のマシンがスタートを切るまでには多くのスタッフが長い時間をかけて準備し、調整を行ってレースに臨むが、最終的に勝敗を左右するファクターの割合としては他のカテゴリーのレースに比べてこのカテゴリーはドライバーに負うところが大きい。プロフェッショナルレーシングドライバーとして自分をアピールできる最高のカテゴリー、それがフォーミュラカーレースであり、その国内最高峰がフォーミュラ・ニッポンなのである。