Kawasakiのホンキ【レオン・ハスラム編】

Kawasaki Team GREEN ライダー独占インタビュー
2年連続表彰台獲得の立役者レオン・ハスラム
2年連続表彰台獲得の立役者レオン・ハスラム

Kawasaki Team GREEN が鈴鹿でテストを実施

Kawasaki Team GREENは、今年の鈴鹿8耐にスーパーバイク世界チャンピオンのジョナサン・レイの参戦を発表した。そしてその発表からわずか2日後の327-28日に鈴鹿サーキットで行われたKawasaki Team GREENのテストには、全日本JSB1000クラスを戦う渡辺一馬とブリティッシュスーパーバイクを戦うレオン・ハスラムが参加した。鈴鹿8耐タイトル獲りに入念な準備を進めるKawasaki Team GREEN。レイのテスト参加は日程的にもう少し先になるようだが、渡辺一馬とハスラムの2人がKawasaki ZX-10RRをチェックし、そして進化の方向性を探っていた
テストに参加したレオン・ハスラム選手
テストに参加したレオン・ハスラム選手

「ジョナサンが加わる今年の鈴鹿8耐はKawasakiファンにとって ファンタスティックなものになるだろう。」


この時期の鈴鹿サーキットでのテストの意味を教えてください
「この時期(327日・28日)の鈴鹿サーキットでのテストは、もちろん鈴鹿8耐を見据えたものではあるけれど、すぐに自分のレースであるBSB(ブリティッシュスーパーバイク)が始まるので、まずは大好きな鈴鹿サーキットを走り込むことでペースを上げてBSBに臨もうと思ったんだ。今年の鈴鹿8耐では、WSBK(スーパーバイク世界選手権)チャンピオンのジョナサン・レイがチームに加わることになったけれど、お互いイギリス人だし、以前に同じチームにいたこともあるので気心は知れているんだ。今もメールで連絡を取り合っているし、今回、僕が鈴鹿サーキットを走ると伝えたら、初日の走行後を狙ったように『マシンはどうだ?』『鈴鹿サーキットのコンディションは?』『天気は?』って、矢継ぎ早に質問が送られて来たよ。ジョナサンが鈴鹿サーキットでテストをするのはもう少し先になるようだけれど、すでに鈴鹿8耐モードになっているようだね」

ハスラム選手は、これまでに2度、鈴鹿8耐で優勝しています。この2年は、惜しくも2位となりましたが、鈴鹿8耐で優勝するための条件を教えてください。
「鈴鹿8耐で勝つためには、パッケージとして素晴らしいマシン、素晴らしいチーム、素晴らしいライダーが集うことが条件だけれど、それだけでは勝てない。レース途中で雨が降り出すこともあるし、コースコンディションは刻一刻と変化する。転倒者がオイルをまくこともあるし、セーフティーカーが入ることもある。マシンとライダーも、走り続ければ疲労してくるしね。ただ、そうした不測の事態をどれだけ起こさないようにするか、さらに起きたときにどのように素早く対処できるかが鈴鹿8耐優勝へのポイントだよ。簡単に言えばチーム力の高さだね。今年、ジョナサンがチームに加わり、彼はものすごく速くて強いライダーなので、少なくともKawasaki Team GREENは、鈴鹿8耐のタイトルを獲る権利があるチームだと思っているよ」

昨年の鈴鹿8耐で初めて渡辺一馬選手とチームを組みましたが、どのようなライダーでしょうか
「一馬はとてもいいライダーだよ。昨年からKawasakiに加わって、まだ学ぶべきことがあると思うけれど、今回のテストで久々に一緒に走って、わずか一年で強く、そして逞しくなっていた。Kawasakiの今後を担う素晴らしいライダーであることは間違いない。彼とはコミュニケーションも取れているし、マシンの方向性も大きく違うということもない。これからさらに多くを学べば、もっと強いライダーになるし、鈴鹿8耐のパートナーとして欠かせないライダーだよ。私自身がそうだけれど、Kawasakiライダーとしては鈴鹿8耐のタイトルは絶対なんだ。BSBでチャンピオンを獲ることももちろん重要だけれど、鈴鹿8耐のタイトルも同じ。だからチームもライダーも最大限の努力を惜しまない。昨年の鈴鹿8耐ではアズランが体調不良だったから、決勝は私が5時間、一馬が3時間走行したんだ。とくに最後の2スティントは、一馬がナイトセッションに違和感を持っていたから私が連続走行したけれど、Kawasakiライダーのひとりとして鈴鹿8耐のタイトルを獲るために当然の走行だった。マシン、体力ともに問題はなかったけれど、ちょっと水分補給がうまくできずに、チェッカー後は軽い脱水症状で筋肉がけいれんしていたけれど、すぐに水分補給をしたら直ったよ」

—2年連続2位で、レイ選手が加わる今年は大きな期待が寄せられています
「今年はTeam HRCが復活したし、鈴鹿83連覇しているYAMAHA FACTORY RACING TEAMはもちろん強敵だ。さらにハルクプロもTSRも、そしてヨシムラも強い。2016年の全日本最終戦JSB1000にスポット参戦したけれど、日本人ライダーは本当にレベルが高くて、しかも鈴鹿サーキットを熟知しているから、レースはとてもエキサイティングだった。そしてそうしたライダーやチームと8時間にわたって戦うのだから、タフなレースになることは当然なんだ。でも、我々Kawasaki Team GREENにも間違いなくチャンスはある。そう、1993年以来Kawasakiは鈴鹿8耐のタイトルから遠ざかっているのは知っている。でも、ジョナサンが加わる今年は大きなチャンスだと思うし、優勝することができたらKawasakiファンにとってはこれ以上にないファンタスティックなことだろう。Kawasakiファン、鈴鹿8耐ファンの期待に応えられるようにしっかりと準備を進めて、すべてを賭けて戦うよ」

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