SUZUKA 2&4レース

SUPER FORMULA ドライバーに聞きました!
「第7回 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)選手」

 2018年の全日本スーパーフォーミュラ選手権を戦う注目ドライバーにインタビューを敢行。今回は2度のシリーズチャンピオンで、今季はディフェンディングチャンピオンとして臨む石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)に話を聞いた。
第7回 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)選手に聞きました! 写真提供:Takashi Ogasawara
Q:これまでのレースキャリアを振り返って、一番うれしかったレースを教えてください。
石浦宏明:スーパーフォーミュラで初優勝したのが2015年の岡山ですけど、初優勝までだいぶ長くかかったので、それは特別なうれしさがありましたね。2008年からトップフォーミュラに乗っていて、途中2シーズンシートなかった。優勝するまで7〜8年かかっているので、それがうれしかったですね。

Q:一番辛い思いをしたレース、キャリアの時期について教えてください。
石浦:そんなレースだらけですけどね。みんなそうだと思いますけど……。あえて言うなら、プロになれるかどうかみたいなときが1番辛い時期。例えば、Formula TOYOTAに出て、チャンピオンになれば自動的に上のクラスにステップアップできるのですが、チャンピオンを獲得することができず、このまま自分はプロにはなれないのではないかと思ったときが1番つらかった。実際に(チャンピオンを)獲っていないので。
 ここで小さいときからの夢が絶たれちゃうのかなと。そんな考えに追い詰められて、自分でいいレースができなくなっていたのでしょうけど。プロになってからは、その時に比べれば大したことない。

Q:子どもの頃、憧れたドライバーは誰ですか? その理由を教えてください。
石浦:(アイルトン)セナとかですね。ただ速いだけじゃなくて、カリスマ性とかあったし、一言一言がかっこよかったですね。ヒーローっていう感じでした。そのあと他にも速い選手っていっぱいいますけど、ああいうタイプの人はいないかなぁと思います。
 ただ、セナのようになろうと思ったことはあんまりない。自分はとにかく乗るのが好きで、チャンピオンになりたいっていうだけで、ああいう人になりたいっていうのはあまりなかったですね。自分が出ているレースで勝ちたいはありますけど、セナはヒーロー。別の存在です。

Q:休日は何をして過ごすことが多いですか。
石浦:子供たちと出かける感じですかね。あまり家でじっとしている感じじゃないので、休みがあったらどっかに遊びに出かけます。(鈴鹿サーキットの2018モータースポーツファン感謝デーに)来る前の日もテーマーパークに行っていました。
 とにかく僕が家にいるというのが少なくて、1年の半分ぐらいはホテル暮らし。だから、自宅に居るときぐらいはいろいろなところへ連れて行ってあげたいです。

Q:たとえば遊園地のジェットコースターなど、プロのレーシングドライバーが乗るとどういった印象でしょうか?
石浦:ジェットコースターは苦手ですね。高いところがダメなので。観覧車とかもダメです。スピードはどうってことないですけど。

Q:好きな女性のタイプを教えてください。(昔好きだった女優さんなど)
石浦宏明:石原さとみさんとかいいですね。

Q:レーシングドライバーになりたいと思ったら、何をしたらいいですか。
石浦:本当になりたいと思ったら、自分でいろんな道を探すと思う。なりたいと思っているのに何も行動しないようでは、なりたいという気持ちが足りないかな。
 本当になりたければ自分でいろんな方法を調べたり探したりして、そのなかでここがベストじゃないかという道を自分で選ぶんと思います。なりたいという気持ちプラス、そういう行動力が必要。ちゃんと動かないとだめじゃないかなと思います。

Q:所属するチームの印象を教えてください。
石浦:ここの印象は……いまでこそ3年連続でドライバーズタイトルを獲っているチームですけど、みんな本当に普段からコミュニケーションがとれているというか、みんな仲良くやっていますし、ふざけるときはふざけているし、真面目なときはやるし、オンとオフの切り替えがハッキリしていて、僕としては居心地がすごくいい。
 このチームに来てチャンピオンが獲れたのは、自分の力を出せる環境をチームが用意してくれているからかなと思います。ドライバーもエンジニアもチームメイトの国本(雄資)選手を含めて、それぞれ信頼関係がしっかりあるのがいいなと思います。

Q:ヘルメットのカラーリングはどのように決めたのですか?
石浦:もともと、僕は服部尚貴さんが師匠で、いまでも(ヘルメットに)Team NAOKIって入っていますけど、最初ベースはブルーとイエローの服部さんが使っていたヘルメットをベースに、アレンジをしてきて今のデザインがあります。1番苦労していた時期、フォーミュラ・トヨタの頃に服部さんのチームに入ったのでそれを今でもベースにしています。

Q:フォーミュラのスタンディングスタートは得意だと思っていますか? 失敗談などありましたら教えてください。
石浦:どちらかというと、最近は悪いことが多かったので、あまりいいイメージはないです。(スタートが)よくても大きくポジションを上げたっていう経験はそんなにない。よくて(ポジション)キープぐらいなので、すごく苦手とも思っていないので、普通ですかね。

Q:鈴鹿で、自分が好きなコーナー、または得意としているセクターを教えてください。
石浦宏明(以下、石浦):セクター1は好きです。S字が走っていて楽しい。あんなスピードでS字を曲がっていくというのは、他のコースにはないし、SUPER GTでもスーパーフォーミュラでも時速200キロぐらいのスピードで右左と曲がっていくので、そういうリズムで走って、そこで人より速く走れるとめちゃくちゃ気持ちいい。とくに理由とかなくただ気持ちいいです。

Q:鈴鹿で行きつけのお食事どころ、いつも食べている食べ物がありましたら教えてください。
石浦:鈴鹿に来たときのレストランが決まっていて、イタリアンのお店と焼肉屋に行く。今週(2018モータースポーツファン感謝デー)もそうですけど、行くところが決まっているので、必ず行っています。立川(祐路)監督も僕も好きなお店です。レースウイーク中は2回しかご飯を食べないので、1回ずつで行っています。

Q:イタリアンだと、よく注文する料理は?
石浦:そのお店、メニューがたくさんあり、豚や牛だけじゃないお肉とかいっぱいあって、こだわりのお店です。イノシシとかも食べますよ。その日によって入ってくるものが違うので。

Q:今年のスーパーフォーミュラをどんなシーズンにしたいと思っているのか、教えてください。
石浦:今シーズンからタイヤのルールが全戦2スペック制になって、戦略的にも難しくなると思います。そのなかで毎レースいい成績を残すっていうのはすごく大変なことだと思っています。
 ただ、いままで3年連続でタイトルを獲っているチームなので、いままでと同じように、たとえ予選が悪かったとしても、最後まで諦めずにやって、ポイントを積み重ねて、今までもチャンピオンを獲れているので、同じくそういう戦い方をしていきたい。
 過去にタイヤメーカーが変わってもチャンピオンを獲っているので、ルールが変わったときでもしっかり、チームと一緒にやれれば良いシーズンになると思うので、いままでと同じように1戦1戦を大事にしていきたいなと思います。

Q:開幕戦に向けての目標、そして、どんなレースを期待しているか教えてください。
石浦:チャンピオンを獲っていますけど、開幕戦は去年も4位でしたし、表彰台に立ててないので、できることなら開幕から大量得点していければ。去年は最後0.5点差でしたけど、最後の最後まで接戦みたいなようにならないように。理想は開幕からしっかり勝つことなので、シーズンオフもそのためにみんな一生懸命準備しているので、流れを作る意味でも大事なレースになると思います。
 あと開幕戦はいつもお客さんもたくさん来てくれますし、今年新しい日本人ドライバーはもちろん、外国人ドライバーも含めてファンの人達から注目される開幕戦になると思うので、そこでチャンピオンらしい走りをしたいと思います。
第7回 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)選手に聞きました! 写真提供:Takashi Ogasawara

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