SUZUKA 2&4レース

SUPER FORMULA ドライバーに聞きました!
「第4回 千代勝正(B-Max Racing team)選手」

 2018年の全日本スーパーフォーミュラ選手権を戦う注目ドライバーにインタビューを敢行。今回は3月の鈴鹿公式テスト後にシリーズ参戦が決定したルーキー、千代勝正(B-Max Racing team)に話を聞いた。
第4回 千代勝正(B-Max Racing team)選手に聞きました! 写真提供:Ryuji Hirano
Q:これまでのレースキャリアを振り返って、一番うれしかったレースを教えてください。
千代勝正(以下、千代):1番うれしかったと言うか、1番感動したのは全日本F3選手権でチャンピオンになったとき(2011年)かな。ずっとチャンピオンを目指していて、参戦3年目だったので、最後の年の崖っぷちの状態で獲ったチャンピオンだったから。
 あとは海外のレースで、バサースト12時間耐久レースで優勝したときも感動的だったし、うれしかったですね。結構甲乙つけがたいですね。他にもいくつかあるけど、全日本F3選手権とバサースト12時間耐久レースは結構大きかったですね。

Q:一番辛い思いをしたレース、キャリアの時期について教えてください。
千代:全日本F3選手権でチャンピオン獲ってから7年間トップフォーミュラと縁がなかったので、海外のレースにでたり、いろいろな経験を積ませてもらいながら、同世代の選手がトップカテゴリーで活躍するなか、GT500に上がるのも時期が遅かったし、そのへんで足踏みをしていた時期は歯を食いしばりながら頑張っていた時期ではありましたね。

Q:その時期、どうやってメンタルをコントロールしていましたか?
千代:自分もやればできるのに、周りの評価と自分のできるっていう思いが一致しなくて、人が評価する自分というのが、なかなか評価してもらえないという時期があって。
 その時期はもうとにかく黙って速さを見せたり、結果を残すことしかないと思っていたから、メンタルという意味では「とにかく見返してやるぞ」っていう気持ちでやっていたかな。目の前のできることに集中するしかなかったです。

Q:子どもの頃、憧れたドライバーは誰ですか? その理由を教えてください。
千代:僕ね、すごく変わっていて。子供の頃DTM(ドイツツーリングカー選手権)が好きでした。DTMのドライバーでベルント・シュナイダーっていうドライバーがいるのですが、その選手になりたかった。
 いつ見ても上位を走っているし、“ミスターDTM"って呼ばれていて、プロ、職人という感じで、信頼感があって、メルセデス・ベンツとずっと長い間仕事して、今でも開発とか仕事をしていて、日本人でいうと本山(哲)さんみたいな、ずっとメーカーと仕事をして、信頼できる影響力があるドライバーというところで。ミハエル・シューマッハーとかいう答えのほうがわかりやすいと思いますが(笑)。

Q:今もシュナイダーのようになりたい?
千代:海外のレースで今も走っていて、バサーストとかブランパンとかで一緒に走らせてもらう機会があって、同じ時代に走れるとは思ってなかったので、うれしかったですね。

Q:休日は何をして過ごすことが多いですか。
千代:休みの日は、季節ごとにいろんなことをしています。たとえばこの時期だったら友達と花火に行くとか。でかけますね。

Q:以前、インタビューではお祭りによく行くと言っていましたが?
千代:夏が好きで、夏に休みが合えば地方でも遠くても大きいお祭りにでかけて、はしゃぐのが好きですね。

Q:好きな女性のタイプを教えてください。(昔好きだった女優さんなど)
千代:明るくて、元気で、みんなに愛される人が好き。ちょっと天然でもいいけど。(具体的な女優さんは)言わないでおこう(笑)。

Q:レーシングドライバーになりたいと思ったら、何をしたらいいですか。
千代:ドライビング云々というのは一生懸命にやるっていうのは当たり前ですが、この世界で戦っていく上で絶対自分ひとりの力じゃできない部分っていうのが出てくるので、親だったり、関係者だったり、そういう人たちに支えてもらっているっていう感謝の気持ちをつねに忘れずに。
 いろいろな人の力を借りないとプロにはなれない世界なので、自分ひとりじゃないっていうのを忘れないで頑張れたらいいですね。そういう気持ちを忘れずに頑張っていれば、周りがもっとサポートしてくれるし、自分の力以上にチャンスが巡ってくると思う。もちろん速いのは大前提。
 速くてやる気があるっていうのはもちろん好きなことやっている上で当たり前なので、プラスアルファでいろいろな人がそこに関わっているっていうことを忘れないということがすごく大事じゃないかと思います。

Q:所属するチームの印象を教えてください。
千代:全日本F3選手権の頃からずっとお世話になっていて、オーナーの情熱が強いチームで、レースが好きでやっている人たちが集まっているチームだから、みんなのやる気がすごくあって、アットホーム。
 2013年に初めてこのチームに加わったのですけど、そのときからずっとつながりがあって、チームを離れてもずっとチームの一員にさせてくれるというか、縁とかつながりを大切にしてくれるチームなので、B-MAXファミリーの1人という感覚をつねに持たせてくれる、すごく温かいチーム。
 今回、SUPER FORMULAの話をいただいたのも、2013年に初めて関わらせていただいてからずっと、チームを離れていても気にかけてもらっていたというか、ずっと関係が続いていたという意味では、人とつながりを大切にしているチームなので、ありがたい、うれしい気持ちですね。

Q:ヘルメットのカラーリングはどのように決めたのですか?
千代:デザインのベースは、僕がカート時代に初めてペイントしたときから変えていないです。高校時代にレースをやっていて、でもお金がなくて、ずっとヘルメットを塗れなかった。
 真っ白のヘルメットってかっこ悪いじゃないですか。素人っぽい印象もありますし。先輩に「お前せっかくそこそこ速いのに、見た目がダサすぎる」って言われて、先輩がペイントしてくれました。お金も出してくれて。
 その時に初めてもらったヘルメットのデザインが、このラインだったのでそのまま使っていて、色合いだけちょっと変えたりしているっていうストーリーがあります。

Q:フォーミュラのスタンディングスタートは得意だと思っていますか? 失敗談などありましたら教えてください。
千代:スタートに関しては、全日本F3選手権のときは得意でしたね。(スタンディングでもローリングでも)どっちでもいいのです。スタートは得意な方だったと思います。

Q:スタートでの失敗談とかありますか?
千代:今日(富士公式テスト初日)エンストしましたけど(笑)。(SF14は)ハンドクラッチで勝手が違うから、慣れるのに時間がかかっています。

Q:鈴鹿で、自分が好きなコーナー、または得意としているセクターを教えてください。
千代:どこだろう…。この前ベストタイムが出せたのはセクター4だったかな? じゃあ好きなコーナーはS字にしといて、得意なコーナーはシケイン。この前、速かったので (笑)。S字はリズミカルで攻め甲斐があるので好きですね。

Q:鈴鹿で行きつけのお食事どころ、いつも食べている食べ物がありましたら教えてください。
千代:行きつけのうなぎ屋さんがあります。レースウイークには必ず行きます。楽しみのひとつでもあります。めちゃくちゃ美味しいです!

Q:今年のスーパーフォーミュラをどんなシーズンにしたいと思っているのか、教えてください。
千代:出るからには優勝争いに絡みたいし、チャンピオン争いに絡みたい。けど、現状から行くと上位チームに対して遅れをとっている部分があるので、早く上位に名を連ねたいし、その上で表彰台、優勝争いに絡むっていうことがまず目標かなと思います。
なので……。ルーキー・オブ・ザ・イヤーってありましたっけ?
それを目標にします。“遅咲きルーキー・オブ・ザ・イヤー"を獲りたいなと。

Q:開幕戦に向けての目標、そして、どんなレースを期待しているか教えてください。
千代:まったく初めての状態から4日間のテストを経て開幕に臨むので、本当に何も予想がつかないのですけど、予選から決勝まで全力で走りきって、その結果何位になるかってことなので、とにかく金曜日から始まって日曜日の終わりまで、全部出しきるのが目標かな。
第4回 千代勝正(B-Max Racing team)選手に聞きました! 写真提供:Takashi Ogasawara

※内容は予告なく変更となる場合がございます。
※使用している写真・イラストはイメージです。

ページトップへ

モータースポーツ

(c) Mobilityland Corporation All Rights Reserved.
Kochira (Kochira family) is an original character of MOBILITYLAND designed by Mr. Osamu Tezuka. (c)TEZUKA PRODUCTIONS

ツインリンクもてぎ