SUZUKA 2&4レース
このドライバーに注目!

フォーミュラ・ニッポンには、今年すでに4名のルーキードライバーが参戦することが決まっている(TOM’Sのジョニー・リードが決定すれば5名)。

その中で、まず注目されるのはJ.P.デ・オリベイラだ。オリベイラは、2005年の全日本F3チャンピオン。F3時代から、その切れ味鋭い走りは定評がある。
昨年の最終戦でフォーミュラ・ニッポンにデビューすると、ぶっつけ本番だったにも関わらず、雨の中でシングルフィニッシュ。実力の片鱗を見せつけた。その活躍が今季のチャンスにつながり、KONDOレーシングからフル参戦が決定。鈴鹿の合同テストでは度重なるメカニカルトラブルに泣かされたが、一週間後のテストでは本来のポテンシャルを見せ、総合6番手というタイムを叩き出している。

次に注目されるのは、同じく今年ルーキーとしてDoCoMo DANDELIONからデビューすることになったファビオ・カルボーンだろう。カルボーンは全日本やユーロなど、通算5年間F3を経験してきたブラジル人ドライバー。なかなかステップアップする機会に恵まれなかったが、今年は日本のトップカテゴリーでシートを得た。鈴鹿のテストではフォーミュラ・ニッポンマシンの洗礼を受け、最後は腕が上がってしまったというが、走行を重ねた結果、参戦2年目のチームメイト、ビヨン・ビルドハイムを上回るタイムを連発。ルーキーらしからぬ落ち着いた走りを見せており、侮れない存在となりそうだ。

それと同様、各チームのドライバーが警戒しているのは、5年ぶりのフォーミュラ復帰となったミハエル・クルム。チャンピオンチームのIMPULから出場していることもあり、現在のマシンに慣れてくれば上位に食い込んでくるものと見られている。実際、富士の合同テストでは総合4番手のタイムをマーク。本人は「夏ごろからトップ争いできれば」と控えめだが、ひょっとすると開幕からトップ集団で走ることになるかも知れない。

そして最後に注目の日本人FNルーキーは吉本大樹だ。2シーズンF1と同時開催されるGP2に参戦してきた彼が、凱旋して国内トップフォーミュラでどのような走りを披露するか。マシンに慣れる中盤戦あたりに期待がかかる。吉本は、SGチーム5Zigenからのエントリーだ。

※写真は上からJ.P.デ・オリベイラ/ファビオ・カルボーン/ミハエル・クルム/吉本大樹

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